大好きだけど制約が多くて大変な二輪車趣味。
四輪よりも二輪に興味を示し、今よりずっと若い頃から好きだったバイク。
バイクが大好きなのは何十年経っても変わらないが、二輪メーカー大国なのに世の中がバイクに対応できてない事も多く、この業界に足を踏み入れてみるとわかるバイクの困ること色々。
バイクに乗って困る事
1 寒さよりも路面状況で負ける
バイクは寒いと乗れないと思うだろうが、今は防寒着が進化していて気温一桁の中を走っていても寒くない程協力装備がたくさんある。バイク自体にもシートヒーターやグリップヒーターが装着され、冬のライディングを快適にする装備が満載。
満載で、どれだけ寒くてもライダーは問題ないけれど
路面の凍結や雪が積もったら終わり。
ライダーの寒さ問題は大して問題にならないけれど、雪や凍結路面は走れないので自宅周辺には無くても目的地及び目的地までのルートに積雪&凍結の可能性があると、そもそも出かけられない。
結局どんなに防寒対策をしても根本的に雪面や凍結面を走れないバイクは冬は乗れない。
2 駐車場が無い
歩道上に停めるな。
立体駐車場には停めるな。
自転車置き場に置け。
これ、特に田舎では多い。
自転車置き場ではぶつけられるかもしれないから、、、と話しても
『え?だって(たかが)バイクでしょ、、、??』
マジで言われたことがあるが、君の軽自動車3台以上買えるくらいの値段するよ。
3 風に弱い
バイクは風に弱い。
特に左右が覆われているフルカウルで橋の上を走っているときに強風で煽られると、直進したまま左右に数メートルスライドする事もある。
ホント事故に遭いそうだし、出かける時に天気と同じくらい『その日の風の強さ』を気にしておく必要がある。
ある意味、強風は雨よりもタチが悪い。
4 装備が多く重く面倒くさい
バイク装備は万が一転倒した時のためプロテクターが装着されている物を身につけている。当然何も入ってないモノより重いしかさ張る。
これが旅行に行くときはさぁ大変。バイクは荷物をたくさん積みにくいので小さくならないバイクジャケットをどうやって収納しようか、観光地で散策するときに着ていくと暑すぎるけど置いていくには不用心、、、ヘルメットも含めてそんな事が多い。
それを乗り越えてもある魅力
探せばまだまだ出てくる不満な点だが、それがあっても乗りたいし所有したいと思える魅力があるバイク。
車のようにフロントガラスもピラーも無く、遮るものが何もない広い視界のまま疾走する快感は何物にも代えがたい。そしてバイクは軽いので動力性能が凄まじく高い。
四輪の運転は面倒だから気が向かないが、厚着してでもバイクに乗って出かけたいとは思う素晴らしい乗り物なんだ。
出発前後の面倒くささはスノーボードに似ていると思っている。