現実逃避ではない。
バイクはどれだけ防寒着を着ていても道に雪があったり凍結していれば出かける事は出来ない。常夏の地域ならまだしも周辺は少し高いところに上がると雪が残っているので遠出は難しい。地図を見て1日でここまで行けるかな、、、とイメージしている日々。
春になったら行きたいロングツーリング
週末に空いた時間を使って少しずつ乗って特性を掴みつつあるホンダVFR800F。
玄人好みのバイクだが2022年モデルにも関わらず装備や走りは古典的。ハイテク電子制御で管理するのではなくライダーの腕次第。6400rpm前後でVTECのオンオフが切り替わるので、速く走りたいときは6400rpmを下回らないように回転数を調整しなくてはいけない。
いつの間にか下回っているとここで強い加速が欲しい時にじんわりと加速する。
また、メーカーはVFRをツアラーとして謳っているのでツアラーの性質を堪能したく長距離に憧れているところだ。
ワインディングを快走すると上手に走れば結構いいペースで走れることがわかった。
後はこの6400rpm以下ののんびり領域を使って長距離走行時の性能を試してみたい。
そんな訳で長距離ツーリングに憧れて、遠く離れた地の情報を調べたり走行距離やルートを検索するという事を連日行っている。(実際に行くかどうかわからないけれど)
長距離ツーリングに出かける時の一番の障壁は自分のココロだ。
毎日世話をしている子どもの世話を妻に任せて出かける事になるけれど、丸1日見ているのは大変だしこれが泊まりのツーリングとなれば不安だ。
普段自分で子育てしているからこそ、大変さと1人で見る事のどこにリスクが存在しているかをリアルに想像できる。
自分が趣味のバイク旅に出たからこんなことに、、、という思いをしたくないので、精神的には日帰りが今の限度だ。
心配でツーリングどころではなくなる。
いつでも長距離ツーリング仕様なVFR
うちのVFRは常時大きなシートバッグを積んである。
着替えを始め出先で買った野菜も入れられるし、そもそも外すのも面倒だ。それが一番の理由。
だからつけっぱなし。
このまま中に着替えや旅グッズを詰め込めばいつでも旅に出られる。
長距離の旅は事前に天気予報を見て、防寒着や雨具を用意して出る必要があるバイクが楽しい。キャンプもきっと同じような感じだろう。
不便を楽しむ。日常における大冒険だ。
独り身の頃は時間は有り余るほどあった。
ただし遠出するお金が無かった。
今はあの時よりは少しばかりお金はあるけれど、遠出する時間と心理的な余裕がない。
仕事前に少しだけ触る趣味が最高に楽しいように、存分に楽しめない状況の時には最高に楽しくなるのっていつになっても不思議。
春になったら早起きして海を見に行ったり、高原に行ったりしたいものだなと思いバイクのカスタムも妻に相談している。
『、、、長いので略。そんな訳で長距離ツーリングが今年は増えるからフロントスクリーンもツーリング仕様に大型化したり今のうちに変えておいた方がいいよね!』
”夏頃には飽きて手放すかもしれないから変えない方がいいでしょ。”