靴に現れる人柄。
仕事が出来る人の靴は磨かれていてキレイ。
仕事ができない人の靴は汚れて踵が減っている。
"たかが靴ぐらいで人を判断とかクソ!"という人もいたが、たかが靴すらも気にかけられない人に何が期待できるだろうか。
仕事ができる人ほど気にかけている事が多い
仕事ができる人は細やかな事に気づける人だ。
自分の売りたいものをバカの1つ覚えのように買ってくれと言い続けるのではなく、相手のニーズを察知し好みを理解して考え方に寄り添う。そして最適な提案する。
仕事のできない人はこれらの事が出来ない。
自分がして欲しいこと、自分がしてもらったら嬉しい事、自分のためになる事以外に興味が無い。
北風と太陽という話を知っているだろうか。
北風と太陽が通りがかった旅人の上着を脱がせる勝負をした。
北風は上着を吹き飛ばそうとびゅうびゅうと風を吹き付けたが旅人は凍えて上着を強くつかんだ。
太陽は暖かい日差しを送り旅人は暑くなって上着を脱いだというお話。
これらがそのままビジネスの世界にも当てはまる。
やたらと騒ぎ立てる人とは距離を置きたくなるのは世の常。
ところで経験からも間違いな事がある。
冒頭でも述べた通り仕事のできない人は靴が汚い。
例えば営業が訪ねて来た。
名刺を渡してきた。
自己紹介は伝わったが靴が汚い。
踵が減っていてシワだらけで汚れている。
このタイプの人で仕事ができる人に出会ったことが無い。
これは自分だけではなく多くの経営者やその世界を見て来た人達がほぼ全員、同じ事を言っているので間違いない。
会社に名刺を作ってもらったからその”無料”の名刺をただ配る事は教わった通りで別になんてことないが、名刺以上に靴はその人柄を示す。
自分自身、特に初めての人に会いに行くときは靴を始めとした身だしなみに気を付ける。
メラビアンの法則を知っているだろうか。
人と人とのコミュニケーションにおいて視覚から伝わる情報が第一印象に一番大きな影響を与える。
その事実を知っていれば見た目の清潔感を最重要にすべきなのに、そこを後回しにして自分の売りたい商品のパワポばかりを見直ししている人が多すぎる。
だから世の中の営業の9割以上は不要だと何年も前から言い続けている。
どんなにプレゼンが良くても貴方から商品を買いたくない。
自分にとって飛び切りのいい靴を
車のホイールも同じだ。
一番汚れやすい場所だからこそ、汚れ1つなく磨き上げられていると素晴らしくキレイに見える。
靴も同じ。
一番汚れやすく傷つきやすい場所だからこそ、その人の心が一番現れる。
靴が汚い人、特にここぞという時に踵の減ったような靴で来るような人に仕事が出来る人はまずいない。
自分にとって、でいいのでとびきりいい靴を手に入れよう。
そしてオシャレしてちょっといいレストランにでも出かけてみよう。
花より男子でも
『とびきりいい靴を履くの。いい靴を履いているとその靴が素敵なところへ連れて行ってくれる』
というセリフがある。
これはまさにその通り。
お金持ちがみんな高い靴を履いているのはこんな理由がある。
勿論靴だけ良くても性格が最悪だったりすればダメなんだが、靴に代表される身だしなみが大切の話。