今までの長距離が近所のお散歩に。
ゴールドウイングに乗って100kmほど短距離ドライブしてきた。
まさにここが肝だが、自分にとって100kmのツーリングは充分いい距離のツーリングだった。これがゴールドウイングになるとお散歩になってしまう不思議。
ライダーの負担になる事が極めて少ない
運転中の操作においてクラッチを握る、シフトペダルを操作して変速する。アクセルを捻る、何速で走るか考える、減速する、クラッチを握る、上半身に風を浴びる、下半身も寒い、、、。
バイクに乗っているといろんな気を遣う要素があるけれど、ゴールドウイングの運転に関してはそのほとんど全てがバイク側がやってくれる。
これにより疲労感が激減するのだと最近気づき始めた。
長距離走行時に高速道路で風を浴び続けていると疲れる。
この疲労感は風を浴びないバイクに乗って初めて理解した。
クラッチがあってこそ、マニュアルで操作してこそ!
オートマのバイクなんて乗り物の楽しさを自ら捨てているようなものでしょ!
と自分でも思っていたし、そう言っていた。
そう言っていた自分がDCTのクラッチレスバイクに乗ってこれが楽だし楽しい事!!
楽なのは想定内だったけれど、楽しいのは想定外だった。
今では何台かあるバイクを一台残すとすれば、クラッチのあるバイクを差し置いてゴールドウイングと即答するほど気に入っている。
クラッチの握り疲れとか風圧とか姿勢とかハンドルやシートから伝わる振動とか、、、いろんな事が疲労に繋がっているんだな、、、とそれらが皆無の乗り物で再認識することができた。
運転していてどこも疲れないので、今までと比べて距離を走った感覚が随分と違ってくるとのだと理解。
寒いけれど天気が良い日。
午前中だけ子ども達を見てもらってバイクを動かしてきた。ゴールドウイングはある程度距離を散歩しないと満足できない大型犬のような性格なので、短距離の出動にはあまり動かさず。
たまには一般道を走ってのんびりツーリングへ出かけるのも良いかと思い、下道中心のコースを選択。
出発後赤信号に連続5回停止して面倒になり、高速道路へ。
走って楽しい地域までショートカット。
昨年の冬に来て大ピンチに陥ったエリアだが今のところ大丈夫。
好きな音楽を流しながらグリップヒーターとシートヒーターを使ってのんびりクルージング。
ホンダのDCT。
ゴールドウイングも初期モデルは結構ギクシャクしてイマイチだという声も聞く。
改良されている23年モデルは全くギクシャクする事なく、トルコンATのように滑らかな変速。
ゴールドウイングは購入前、すごくハマるか一瞬で飽きるかどっちかだと思っていた。結果、最高にハマって大好きになっている。
色々ボタンがついているハンドル周り。
ようやく見なくても操作できるようになって来た。ボタンのクリック感は国産車のそれであんまりよくない。
グニャグニャしたクリック感で押せてるのかどうかグローブしてるとわからん。
ここは要改善。
それにしても奢菜うほど十分な魅力のゴールドウイング。
今日は100kmほどのゴールドウイングにとってはミニツーリングだったが、またそのうちに遠くへ連れ出したいと思っている。