憧れの一人旅。
バイクに乗って遠くに旅に出たい!
そう考えるものの、実際1人身ではないのでなかなか行きづらい。
しかし今回はタイミングが合って、ついに10年来憧れ続けた泊まりでのバイクツーリングに出かける事が出来た。相棒はホンダのゴールドウイング'23。
二泊三日の北陸の旅。
何を持って行かないかのバイク旅
車と違って持って行ける荷物の量に制限があるバイク。
何を持って行くかよりも何は持って行かないかを考えないと、あっという間に持ちきれなくなってしまう。
しかし、このゴールドウイングに関しては積載力はバイク界でもトップレベル。各ケースに分散して入れれば他のバイクでは不可能なレベルの量も持って出かけられる。
これもゴールドウイングの強み。
ゴールドウイングは基本的にサイドケースとトップケースと三か所に荷物を入れる所があるが、持って行きたい荷物はそれだけでは入りきらなかったので後部座席にシートバッグも積んでいくことにした。
使用したシートバッグはコレ。
Rakuten
タナックス(TANAX) フィールドシートバッグ モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-101
バイク乗り目線に立って欲しいものが欲しい場所についてるツーリングバッグ。
拡張も出来るし丈夫なので長年使い続けている。
これはマジでオススメ。2泊3日の旅にピッタリ。
必要なモノを押し込んで出発。
出発前に給油。
スタート時は天気が良かったものの走り始めて1時間もすると雨が降ってきた、、、。
トンネルを抜ける度に雨が降る、雨が止むを繰り返す。
ぎりぎりカッパを着なくてもいいレベルの雨がずっと続いて疲れる。
一時間以上雨の中を走り続け、曇り空になったところで休憩。
こんな天気だったので自分以外に走っているバイクは無し。
小休止したらまた走り始める。
なんせ今回は目的地が過去最高に遠い。
200km走ってもまだ半分も行ってないというこれ以上ない遠さだ。
それにしてもゴールドウイングの高速道路の走行性能は素晴らしい。
めちゃくちゃ安定しているし、フロントスクリーンを一番上まで上げればヘルメット周辺は無風。両腕に僅かに風が当たる程度。
今まで長距離を走る時、どれだけ走行風に体力を奪われていたかがよくわかる。
オートクルーズも使いつつ走る走る。
富山県辺りまで来た。
朝ガソリンを入れて来たけれど、ここで給油ランプ点滅。350kmほど走行。過積載過ぎるのも原因だが高速道路の燃費は16km/L前後。
金沢東ICが出てきたのでここで降りる。
少し進んでお昼ご飯を食べる場所と決めていたすし食いねぇ!にやってきた。
変な名前の回転寿司。
平日にも関わらず大人気!駐車場はかなり埋まっている。
平日のランチセットを注文。
お得な握りセットを堪能。
寿司屋!!なイメージ通りの元気の良い回転寿司店。
あら汁。冷えた体に染みる。
タコのサラダ軍艦だったかな。
大好きな寿司を満腹になるまで食べて満足。
この後は能登半島に向かって目的地を設定せずに走る。
ホテルチェックイン時間を逆算してこの時間になったら元来た道を引き返す、という作戦。
この道をバイクで走りたくてここまで来たようなもの。
この時点で既に走行距離は450km越え。
青空と海が最高に心地よい。
海岸沿いを好きな音楽を聞きながらバイクで走るのは幸せを感じる。
そのまま里山海道を北上して気の向いたところで降りる。
海沿いのバス停。
100点満点のローカル感。
この町に住んでいる人は普段どんな生活をして、どんなものを食べているのかなと考えながら海沿いを走る。
接続が安定せず良く落ちる。
地図無しで勘で走っているので今どこをどっち向きに走っているのかさっぱり。
中居湾ふれあいパークに到着。
写真を撮っていたら優しいおじさんがバイクと写真を撮ってくれた。
奥では老夫婦が手すりから釣りをしている。
時間の流れがゆっくりな長閑な時間。
場所を確認してホテルへ向かう。
宿泊するホテルは金沢駅近く。暗くなる前に向かう。
周りも暗くなってきてホテルの近く金沢駅周辺に来た時の走行距離は630km。
雨にも降られて疲れたけれど、それでも体のどこも痛い所が無いのは流石ゴールドウイング。
さて、ホテルに到着した話はまた次回。