本日の走行距離630km。
1日で630kmもの距離を走ったのは人生初。
車では200kmも走ると結構疲れるが、それに比べれば疲労は少なくゴールドウイングの長距離巡行性能はズバ抜けている。
今日取った宿は前回車で来た時に泊まったホテル日航金沢。
上質なホテルで長旅の疲れを癒した。
ホテル日航金沢に決めた理由
これは基本の話だが、一般的に安価なホテルやお店ほどお店に合わせる事が多くなってくる。これはホテルになると顕著で、高級ホテルほど融通を利かせてくれることが多い。
今回予約するに当たって金沢のホテル3軒に電話で相談した。
聞きたいのは雨に濡れない場所にバイクを停められるかどうか。
雨ざらしの駐車なんて自分ちでもしてないし、立駐があるホテルでもバイクは駐車不可も結構あるので。行ってみて停められませんでは困る。
1件目の安いビジネスホテル
隣に提携している立体駐車場があるホテルなのでホテルへ電話して聞いたら、
『駐車場の管理会社に自分で聞いて。電話番号言うからメモして。』
その後管理会社に電話すると『バイクはダメ。駐輪所に停めて。』
2件目に聞いたもっと高いホテル
駐車場はホテル地下にあるけれど先着順。
停められなかったら駅の立駐に停めてもらうと。
一度駐車して外出。その後戻ってきた時に空きが無くてもアウト。駅の立駐はバイク駐車はOK??
『うちではわからないから自分で聞いて。』
3軒目に電話した日航金沢
バイクは屋根のあるホテルエントランス前にスペースを確保しておくので、濡れる心配はありません。荷物をお部屋に運ぶのもお手伝い出来ますので、必要であればお申し付け下さい。
という訳で選ぶまでもなく決定。
3軒の中で一番お値段が高いホテルではあるものの、やはり安心には変えられない。
前回車で来た時もエントランス前に停めさせてもらった。
ホテル日航金沢到着。
冥途の土産に写真を撮らせてもらった。
写真の邪魔にならないように入り口付近に置いてあった他のお客さんの荷物も片付けてくれる。
同日BMWモトラッドのGSもエントランス前に停まっていた。
荷物を運んでもらって手ぶらでチェックインできる。
豪華なエントランス。
今日宿泊するのは27階にある部屋。
床が光の道みたいなロールスロイスを想起させるようなデザインになっているが、そのまま壁に繋がってライトアップされているハイセンスな作り。
これは良い。
エレベーター降りて通路までの間にもオートロックがあり、部屋のカードキーで解除しないと進めない。
廊下。
壁のキラキラしたデザインが床を伝って奥まで続いている。
童心を忘れていないのでこの光の道から外れないようにグネグネと歩いていった。
部屋。
窓際のソファ。
27階の部屋からの眺め。
お風呂。
高級感のある作り。
壁も床も石のタイル。
特に床はざらざらしていて滑りにくくて良い。
まずお風呂に入った。
アメニティはロクシタン。
1人で泊まったけれど2つずつ用意してあった。
キレイなトイレ。
盛大な音がする割には風量が弱い謎のドライヤー。
茶器類。
日本茶入れるのにちょうど良い湯呑。
コーヒーなどにあうカップ。
アルコール類やソフトドリンク、水を飲むのに良さそうなグラス4つ。
どれも磨き上げられてキレイな状態。
安価なホテルに行くと一つのコップを繰り返し洗いながら使わなくてはいけない事態が発生するが、この部屋に関しては一切不要。
お茶もティーバッグではなく茶葉と急須が用意してある。
美味しい緑茶で1人で何度か頂いた。
このホテルは今回と合わせて2回利用させてもらっているがホスピタリティが高く、居心地が良い。建物のキレイさも魅力ではあるけれど、安心して過ごせる環境っていうのは何物にも代えがたいと思う。
いろんなところ行くとわかるけれど、そこに泊まって余計に疲れるホテルとかあるからね。
なかなか来れない金沢なのでつい、周辺の海鮮系のお店へと足が向いてしまうが元々はホテルステイが大好きな身。次回辺りはこのホテルのレストランの食事も食べてみたいと思う。
家族、恋人とのデートは勿論だがバイクの一人旅でも安心して使えるホテルである事が今回の旅で証明されている。