まさかオートマがここまで出来がいいとは。
コロナ禍を終えた現代では試乗してじっくり決める、、、という時代ではなくなった。
欲しければ試乗も何もなく買うしかない。そんな流れになってから、気になったものはいくつか注文して続々と納車されている。
合わなければ売ればいいやくらいの気持ちなのでゴールドウイングも色々不安だったが、まさかここまでいいとは、、、。
1基ずつ確認して作られる7速DCTの抜群の出来
ホンダが開発している7速DCT。
そもそも運転する事が目的の極めて趣味性が高い大型バイクにおいて、運転する楽しみを奪ってしまいかねないオートマ化はどうなんだ?!
これは自分以外にもマニュアル車が好きな人は思うはず。
実際自分はその通りの事を思っていて、何なら現代のバイクであれば上下クイックシフターがついているので既に走行中はDCTと同等の走りができる。
そこからさらにシフトペダルとクラッチも取り除いてオートマ化するメリットがあるのかどうか、、、。
ゴールドウイングが納車されるまではどっちかだと思っていた。
①やはりオートマはつまらなくて飽きて一瞬で売却
②めちゃくちゃ気に入って長く愛用
と。
結果、購入して乗ってビックリ。
もう他のマニュアル車いらん、と思う位の出来栄え。
ホンダすげー。
自分みたいなハゲからこうした意見が来ることを見透かしたかのように、運転する楽しさをしっかり残した作りになっている。
走行モードはDモード、マニュアル操作のMモード、そして微速前進と微速後退に切り替えるためのボタン。
何でもある。車庫入れの時、坂道で方向転換するときに重たいバイクを押して
『フンガー!!』
ってやる必要が無い。
乗り味はスポーツラグジュアリーツアラーの雰囲気だ。
今まで乗ったどんなバイクよりも滑らかでフワフワな乗り心地だけど、6気筒のエンジンサウンドはそれなりの音量で聞かせてくるし、走ってる感もすごくある。
ロールスロイスのように滑らかになり過ぎると、走ると言うか滑るという感じがする。そこまで滑らかには振ってない。
ある程度スポーツ性を残しつつの最高峰のラグジュアリー。
Sクーペとか8シリーズ、コンチネンタルGTのキャラクターに近いと思う。
グリップヒーター5段階、シートヒーターも5段階。
後席のシートヒーターは背中まで暖まる。
高原ドライブを楽しんだ後、ソースカツ丼で有名なニコニコ亭にバイクを走らせた。
ネットで検索したらソースかつ丼の人気店として出て来たニコニコ亭。
広い駐車場にバイクを停めてお店へ。
なんと飲食店は終了して今はお弁当の専門店になっているのだそう。
ソースかつ丼をテイクアウトして来た。薄めのソースかつの枚数を選べる。
2枚丼3枚丼、4枚丼5枚丼、、、。
買ってきたソースかつ丼。
4枚丼。
甘めのタレが染み込んだカツ&ご飯は美味しい。
子どもも大好きな味だ。
カツも薄めなので量食べる人は10枚くらいいけそう。
さてゴールドウイングはまだ近くを周ってばかりなので、秋の行楽シーズンに何度か長距離ツーリングで真価を発揮させたいと思っている。