やらなかった後悔はずっと残る。
やってダメだったことは仕方がない。でもやらずに過ぎてしまった後悔ってずっと残る、ずっと。だから将来やっておけばよかった、、、と後悔することが無いように、多少無理してでも出来る事は全部やろうと思っている。
過去のやらなかった後悔
自分の人生におけるやらなかったために後悔した事をいくつか思い出してみた。
高校生の時に気になる女の子が別のクラスにいた。どうせ撃沈してももう2度と会う事も無いので卒業式の最後の日くらい声をかけてみようと思っていたが、人生ビビり道八段の自分はビビって声をかける事ができなかった。
どうせ恥をかくだけだし何もなかったと思うが、もしかしたら、、、と思うと当時行動しなかった事はいまだに覚えている。
また、当時現行だったコルベットC6とフェラーリのF355のMTが同じ値段だった。
どちらか一台しか持てない、さぁどっち!
自分はフェラーリが欲しくてお金を貯めていたのに土壇場でビビり新しいコルベットを選んだ。
コルベット自体は文句の付けようがない素晴らしい車であったが、どうしてあの時第一希望に手を伸ばさなかったのかと思う事はしばしば。
首都圏在住で時々ホームセンターとかの買い物にも使いたかった自分にはF355一台はハードルが高かったんだ。
ケツが青いとはまさにこの事。
別に不動車でも何でもなく、昔のある時期なんてその位の金額で売られていたんだ。
ちょいと古い見た目だが憧れのフェラーリ。素晴らしいデザイン!
が、古いためにあちこち壊れそうで手が出せなかった。無念。
割と最近、コロナ禍初期に売れないために投げ売られていた997GT3RSの話が来た。
1000万円と少し。
目が覚めるようなオレンジ色で当然MTで走行距離2万kmほど。
素人目にも程度が良さそうに見える車だったが、当時は他の車屋さんに現在のガヤルドになった他車両を探してもらっているところだった。
乗ったら絶対楽しいだろうし、サウンドも素晴らしいな、、、と思ったが鮮やかなオレンジと丸みがかったボディがみかんにしか見えず、購入に至らなかった。
あげればキリがないが、こんな『くそー、あの時こうしていれば、、、。』という思いは無限に出てくる。
今の判断力があれば購入できる物は全て購入していただろう。
今後の人生では、出来ない事は出来ないので仕方が無いけれど多少無理しても出来る事ならやってみようと決めたことが自分の中の大きな柱になっている。
多少無理してでも出来る事ならやる精神
今年の5月に憧れだったホンダのフラッグシップツアラー、ゴールドウイングの枠を貰い注文することにした。
他に頼んでいる車もあるけれど、ゴールドウイングはそもそも年産400台程度しかない少量生産モデルの受注枠。せっかく話を貰ったのであれば断る理由はない。
申し込み。
これで1800ccの6気筒エンジンでどんな長距離でも楽しめる!ホンダの全てが詰まったようなフラッグシップバイク楽しみ!と思って今一番楽しみにしている。
そして翌月、国内限定各色114台でハイウェイキング発売。
各ディーラー1~2台のみの割り当てと。
1868ccのハイウェイの王とな。
先月買ったゴールドウイングとキャラ被っているがな。
しかし欲しかったロードキングがカタログ落ちして限定モデルとして復活、しかも自分が望んでいた114エンジンを搭載して。
これもかなり迷ったが結局行く事にした。
多少を超えてだいぶ無理しているが後で後悔しても手に入るバイクではない。
後は旅行も行きたい。
他のバイクも楽しみ。
今の自分は昔の自分だったら10年かけてやるような事を1年か半年に詰め込んでいる。
1年に1度旅行に行けば10年で10回の旅行に行ける。
1年に6回旅行に行けば10年で60回の旅行に行ける。
過去に戻る事ができないので今、この時点が一番若い。
それならいつかいつかと言わずに今できる事を端からやって、楽しい人生を自分で作っていくことにしている。
別にお金をかけないと楽しめない事ばかりでもないので。