勝手に下方修正しているのは自分。
自分自身スーパー極貧の出身で周りに羨ましい生活をしている人がいるとすれば、パチンコで2日連続勝った人ぐらいなものだった。その位しか周りに成功者はいなかったし、極めて閉鎖的な空間で生活していたのだが、ある時を境に目標を定め猛進した。その結果、自分の欲しい物は全て手に入れる事ができた。夢は諦めなければ必ず叶う。
育ちが悪かった幼少期から転換期となった車
自分は生まれ育った環境は完全に良くなかったので、今の自分が見たら哀れに思うほど育ちが悪い素行不良だった。ギャンブル、タバコ、悪い借金、ボロボロの軽自動車、ボロボロのミニバンのみが自分の周りの世界にあった。
そんな中でこの人いいな、自分もそうなりたいなと思う人がいたとすれば精々パチンコで2日連続で勝った人くらいのものだった。
自分はギャンブルの趣味もタバコの趣味も無かったので周りは全員それでも、自分が手を出す事は無かった。
そんな自分が東京で見たのがランボルギーニディアブロとチャレンジストラダーレの2台。
環七でその2台の浮世絵離れした姿とサウンドに完全に心を奪われ、ギリギリ腰パンで履いていたズボンが足首まで落ちてしまった。
その後パンツも足首まで下がったが、そんな事には一切気がつかないほど衝撃的な瞬間だったんだ。
実は車好きになるのは弟の方が早く、なんだかよくわからない日産のスポーツカーを地元でもカスタムして乗っていた。身近ではあったものの、自分には日本製スポーツカーは全く響かず音が大きいタクシーみたいな車としか思っていなかった。
その頃自分はハーレーに乗っていたんだ。バイクが好きだったんだ。
それで、さっき見た車を調べたらその天文学的な値段に驚く。
それで将来この車を手に入れたいというのが全ての始まりだった。
それに付随してムカつく上司にこき使われる人生は御免等、オプションもついてきたがベースにあるのはスーパーカーへの憧れ。
10年近くかかったが何とか達成。
その間、関わる人にも自分はスーパーカーを買うので!と言い続け、多くの人から
『今の軽自動車に似合うフェラーリのステッカーでも作ってあげるよ!』
『言うのはタダだからね。』
『現実見た方がいいよ。』
『寝言は寝て言った方がいいと思うけど。』
『ビッグマウスの癖がありそうだね。』
『プリウスにフェラーリのシール張ってフェラーリ納車したーとか辞めてねマジ片腹イテーからw』
何を言われようとも
『ザコが。言ってろ。』
位にしか思わずひたすら目標のために進み続けた。失敗もたくさんしたがやり方を変えて諦めなかった。
多分だが、手にいれる事ができたのも諦めなかったからだ。
一度やり切って上手くいくと自信になる
大きな成功体験でなくても小さな成功体験を1つ、また1つと重ねて行くと自信が生まれる。自分の中の勝ちパターンと言うか上手くいくパターンがわかってくる。
それにはたくさんの失敗が必要だ。たくさん失敗してもずっと同じことをミスしているとただのアホだが、同じミスをしないように改善していけばどんどん隙無しの自分に改良されていく。
そしてそのミスを重ねても挑戦し続けられる原動力はやはり根幹をなす信念だ。ここがブレるとどうにもならない。
一度決めた目標はずらさない。
フェラーリを買う。
そうと決めたら絶対達成するまで諦めない。
きっと夢は叶うはずだ。人は将来自分になりたい自分になれる力を持っているので。