晴れていて涼しい日限定で乗る。
ようやく真夏の凶暴な暑さも身を潜め、少しずつだが過ごしやすい気温になって来た。
1年でもごく僅かなバイクのベストシーズンがやって来る。
CB1100は慣らし運転が500kmと言われたのだが、今日で約300kmに達成して残り半分を切った。
空いた時間で少しずつ乗っていくんだ。
気負わず乗れるフレンドリーさ
もう一台あるS1000RRは見るからにレースバイクなため軽装では出られないし、フルカウルのバイクにラフ過ぎる格好で乗っているとアホに見える。
車と違って全身が見えるバイク。
バイクにはそれなりの服装で乗っている方が見た目も良い。
大きなQ8に乗っているときは隣に並んだ大抵の車は、自分が下半身裸でも気が付かないだろう。
S1000RRとは対照的にこのバイクは見た目もクラシカルでシートも肉厚でフラットなので、気負わず乗れる良さがある。
勿論肌の露出する服装で乗る事はないものの、心理的にもS1000RRよりは軽い気持ちで乗って出かけられるのが最大のメリットだ。
何よりまずは慣らし運転を終了させて存分に力を発揮できるようにしたい。
1日フルで使える日は滅多に無いけれど、夕方涼しくなってから例えば給油だけ、、、とかでも今は十分楽しい。
給油に行って来た。
日中の混雑&暑い時間帯にガソリンスタンドに寄りたくないので、次回出かける時のために給油だけでも済ませておく。
出発してから給油して出かける手間が省ける。
車も面倒だが、バイクの給油の面倒さは余裕で上回る。
バイクを停めて、サイドスタンド出して、手袋外して、バイクから降りて、財布出して、クレカ落として手探りで探して、給油終了後財布しまって、手袋して、バイク起こして、、、。
満タンにした数日後、夕方に信号や車通りの少ない田舎道をのんびりと走ってきた。
無いものねだりだが、田舎には自動車ディーラーやバイクディーラーがほとんどない代わりに、少し走れば交通量がほぼゼロで信号のない田舎道がたくさんある。
見てくれるお店が近くに無いのは特に輸入車を持つとストレスになりやすい。
彼岸花と。
サーキットではなく古い町並みとか自然豊かな道が抜群に似合うCB1100EX。
排気量が大きいからエンジンかけると結構重低音が轟くし、走行中はドロドロとしたサウンドがずっとヘルメット内に響いている。
慣らし運転の間は回転数はMAX9000rpmのうちの半分4500rpmまでだが、一般道や高速道路だって法定速度内で走る分には3000rpmを超える事すらない。
しかし、魅惑の9000rpmを体験するためには今はせっせと機械を慣らして行くのだ。
写真を撮っていると国産スポーツカーが写真の邪魔にならないよう一度減速して様子を見て通って行ってくれた。有難い。
会釈する。
若いドライバーだったけれど、年齢問わず周りが見える人はいる。
高速道路にはあまりいないが。
暗くなると危ないので暗くなる前に戻るが、バイクに乗ってる時って温泉使ってるみたいに安楽な気持ちだ。
ずっと乗ってたいと思う。(車種にもよる、念のため)
今日戻ってみると走行距離は290kmに達して残り半分を切った。
あと約半分走ったら初回点検を受けて、空冷直4の高回転フィーリングを楽しんでみようと思う。