1万km走行したQ8の感想。
アウディQ8luxuryを購入してもうすぐ1年になる。この間に長距離移動を重ねて走行距離は1万kmに達した。主に長距離の泊まり旅行で活躍したアウディQ8のいい所と悪い所についてまとめる。
Q8luxuryのいい所
サイズが大きいので荷物がたくさん載るし後席も足元が広々。
車から降りることなく小さい子どもの着替えも出来るので、それだけでもずいぶん楽になったと妻。
以前乗っていたA3は後席足元が狭くおにぎり1個くらいしか置くことが出来なかった。Q8の場合は足元も余裕があるので、荷物やバッグを置いておくことも出来る。
自分は車内にはフロアマットにも目に見える小石1つも落ちてない状態に掃除するので多分抵抗なくバッグも置きやすい。
車内が静かなので長距離の疲労が少ない。
高速道路走行時の『ゴー!!』というロードノイズはかなりの疲労の原因だったことがわかる。
とても静かなので、遠い後席と運転席とひそひそ話の声で会話が出来る。
そして車内の揺れが少ないのでそれもまた快適。
乗り物酔いの激しい妻が移動中に後席で本が読めるほど。
その位車内の揺れが少ない。
例えばボルボにはXC90というフラッグシップSUVがあるが、代車で1週間借りていた事がある。XC90だって十分上質な乗り味だが、乗り比べた友人が
『Q8の静粛性と揺れの少なさは次元が違う。』
と言っていた。
バング&オルフセンのサウンドも素晴らしく、車内は上質なサウンドに包まれる。
車内が静かなのでより高品質なオーディオが効果を発揮するんだ。
暑い夏はシートベンチレーションとエアコンで乗り切った。
前席後席でそれぞれ温度が変えられるのも便利。また、後席の温度設定や後席の左右のシートヒーターのオンオフも前席から行える。
後ろに乗る人が初めての人でも前からサポートできる。
後はエアコンの吹き出し口が多い。
パワーも普通に移動する分には問題なしだ。
1人でかっ飛ばしたいときにはパワー不足だが、そもそもこのサイズの車をかっ飛ばしたいとは思わないはず。
340psあるパワーは乗員を乗せて、静かに快適に走らせるためのパワーだ。
走行中、車内にはエンジン音は入って来ない。
快適性能がずば抜けて高く、短距離も長距離も大活躍する。
ホテルのエントランスにて。
バレーサービス利用。
全ドアイージークロージャーが付いているので、半ドアにしてあげれば自動で閉まる。
車両後端が寝ているので背の高い荷物はあまり入らない。
Q8の悪い所
車固有の問題ではないけれどナビの使い勝手が悪い。
目的地の設定とか、地点登録したいときとか直感的な操作ではわからない。
アウディにはアウディカスタマーセンターという部署があり、電話すると操作を教えてくれるが結構な回数使っている。
ナビの地点登録や指定の住所が出ないから目印になる建物を目的地にしたいとか、経由地を設定してナビを登録したいとか、ホントわからん。
自分がアホな事もあるけれど、説明書読まないと分からない事が多いかも。
後はタッチパネルのロード時間やタイムラグが気になる時がある。早く目的地入力したいのに
『読み込み中、、、』
が長い。
エアコンの異音等、台数が少なくトラブル事例があまり多くないせいか修理対応が出来ない事がしばしば。
2度ほど液晶がブラックアウトし、エアコンの操作もナビの操作も出来なくなった事がある。液晶画面でエアコン温度設定やオンオフの設定をするので、突然操作不能になるとマジで困る。
これもアウディに聞いてみたのだけど
『使われている電子部品が非常に多いので、車内の温度が高くなったりするとそのような事が起こるのかもしれません、、、。(しらんけど)』
と言われておしまいだ。
サイズに関してはわかって買っているので不満な個所ではない。
こうしてみるとナビ関連に不満は集中している。
車自体はとても良い。
夜のQ8。イルミネーションもキレイだ。
自由に好きな色に変えられる。
車内で電話した時の音質も良い。相手も家の中から電話してきていると思うほどキレイに聞こえるそう。
全体的に満足度は高い。
当初は心配していたボディサイズも1万km位走ると慣れて、あと二回り位大きくてもいいなとも思う。宿泊先のホテルの駐車場に入るか事前に確認は必要だが、1万km走った今でも十分満足できる良い車だ。