上手くいっていない人は総じて遅い。
人生上手くいっている人とそうでない人を見比べると絶対的に違う所が1つある。
それは取り組みまでのスピード感。
上手くいく人は行動するまでの時間が短くすぐに取り掛かる。反対に上手くいってない人を見ていると、行動するまでが遅すぎるかそもそも行動しない。
これは過去に会った人全員に共通しているように見える。
行動するまでのスピード感
人生は短く有限である事を意識していれば、何かを成そうとしているときにボケっとしている時間は無い。とにかく行動しないとあっという間に20代が終わり30代が終わり40、50代が終わり、いつの間にか
『自分もあと〇年若かったらスーパーカーでも何でも買っていたけれどねー!』
という日本中に9000万人くらいいるような人の1人になってしまう。
行動するまでのスピード感が、人生上手くいっている人とそうでない人とでまるで違うんだ。
例を出そう。
日本国内でも屈指の遅さを誇る友人のAさんは高級ホテルでディナーを食べる事に憧れているのだそうだ。
『都会の高層階のレストランで夜景を見ながらワインを飲んで、カウンターで極上の料理を出してもらって最高の夜を過ごす、、、。考えただけでもうっとりしちゃうなぁ。お金持ちになったら行ってみたいなぁ。』
と青空を見ながら言っていたので自分が言ったんだ。
”将来お金持ちになりたい、という欲求を叶えるためにも実際にお金持ちが行っている世界を体験することはとても大切だと思う。丁度行く予定があるから何なら一緒にその日に行くかい?”と。
すると、
『そんな急になんて無理無理!!!!絶対無理無理!!その日は休みで予定も無いけれどさ、いつか行きたいけど今行きたいわけじゃない。10年後とかお金持ちになってから行きたいんだよね!!レストランに行くなんていつでも出来るじゃん。それよりもそんな事にお金使ってる暇あったら投資とかさ、起業とかさ、、そっちにまわさないと!!また10年後か20年後かわからないけれど、成功したら一緒に行こうよ!!その方が楽しくない??』
とまぁそんな感じだ。
二度と誘おうと思わないだろう。
上手くいってる人は決断が早いし行動もまた早い。
迷っている時間が無駄であることを知っている人が多い。
そうする事で結果的に人生での経験値が桁外れに変わってくる。
社長のオススメのレストランの話
営業社員で例を出そう。
営業のaさんは契約を貰おうと訪問先の社長さんと雑談して、近所のオススメのレストランを聞いた。
そして、『今度機会があったら行ってみます。』と答えた。
次回訪問時、社長さんが聞いてきた。
”先日紹介したレストランは行ってみた??”と。
そしてaさんは
『すいませんまだ行ってなくて。行きたい気持ちはあるんですけど、なかなか忙しくて。』
と。
次に訪問営業に来たbさん。
土地勘がないので訪問先周辺でオススメのレストランの話を社長に聞いた。
そして
『〇〇というレストランですね!今日このあと行ってみます!すごく楽しみです!!』
と言って商談後にレストランに向かった。
次回訪問時、社長さんに
”先日紹介したレストランは行ってみた??”
と聞かれ
『行きました!社長のオススメの〇〇食べたのですが本当に美味しくて!他にオススメメニューやオススメのお店はありますか?』
両者同じ商品だったらどちらの営業から買いたいと思う人が多いだろうね。
成功への鍵は行動までのスピード感
アドバイスする側の心情として、オススメした事をすぐに行動されると嬉しいと思う。
反対に色々聞いてきて、散々時間を使ったのに何一つ実行していないとガッカリする。
行動が早い人は、遅くて何もしない人に比べて失敗の数も成功の数も桁違いに多い。
だからノウハウの量が凄い、経験値が凄い。
行動しない人は自分の想像上の話でしかないから何も中身が無い。
成功へのカギはスピード感だ。
相手に対しても、自分に対しても。
たくさん行動して人生のネタボックスを満タンにしていこう。