のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

スポーツ走行に全振り上等。どの世界でも飛びぬけた物は面白い。

スポンサーリンク

f:id:Nob13:20220810101957j:image

なかなか頂点に触れることは出来ないけれど。

 

スーパーカーに代表されるスポーツに全振りの車は日常では全然役に立たないものの、ここぞという遊びのシーンでは最高に役に立つ。

時計でも音楽でも旅行の経験も含めて飛びぬけたものは楽しい。

 

 

 

速いSUVよりも速いスポーツカー派

速いSUVって昔から変わらず興味が無いんだ。

快適に走るための速さであれば問題ないけれど速さを売りにしたSUVは謎。

F1に始まり世の中のほぼ全てのレース車両は押しなべて背が低い。背が低いのはそれが速く走るために理に適っているからだ。

 

昔から相反する要素はいくつもある。

火属性と水属性に始まり使い勝手が良いのと見た目が良いのと。

 

大抵見た目が良い物は使い勝手が悪く、使い勝手の良い物は見た目が悪い。

両方を取り入れた!と挑戦的に各社商品を出しているけれど、結局はどっちつかずだ。

 

先日、アウディのA8とR8の2台を持つ友人がS8に乗ってきた感想を教えてくれた。

 

アウディにおける快適性の最高峰のA8、速さの最高峰のR8の2台を所有する友人の言葉を借りるとS8は

”色々と中途半端”

なのだそう。

 

一般的にうちのQ8もそうだが、快適と感じる要素に静粛性の高さがある。

そしてしなやかな足回りだ。

しかし、通常速く走るための車は排気音やメカノイズが気分を盛り上げるし、足回りも硬くなりがち。

 

快適装備を満載すれば車重は重くなるが、スポーツカーにとって軽さは正義だ。

後席を外してジャングルジムを組んだS8に誰が乗りたいと思うだろうか。

そこまでするならR8を買えばよい。

 

実際所有しているQ8は340psあっても4気筒の250ps相当しかないA5よりも遅い。車線変更でも後れを感じる。

 

自分の狭い価値観において、快適性とスポーツ性能の両立は現代の技術を持ってもなかなか難しい。

f:id:Nob13:20220810102000j:image

そんな訳で自分の好みはスポーツなら思いっきりスポーツできる車を。

快適なら思いっきり快適な車をという選択肢になっている。

 

自分にとって一番新しいおもちゃであるガヤルドはV10 5000ccのエンジン。

マフラーを換えている事もありエンジン音は賑やかで、見た目も他の車とちょっと違う。カウンタックのデザインの血筋を汲んだスタイルが大好きなんだ。

 

エアコンが効かないので真夏の暑い時期に乗ると命の危機にさらされるが、そうでなければこの上ない特別な時間を楽しめる。

音とスピード感はまさに運転できるジェットコースター。

 

全高116cmなので、ドアを開けば地面に手のひらをつける事が出来るほど低い。

 

まさにおもちゃなのだが、過去に同乗した妻曰く

 

『1時間も乗ってるとグッタリと疲れるからそう頻繁に乗りたいと思わないね。』

 

おっしゃる通り。

 

乗った後はぐったりと疲れる。

もはや快適な移動は捨てた車だ。猛烈に体力を奪われながら車との濃密な時間を過ごすためにある。f:id:Nob13:20220810101951j:image

それに対してQ8luxuryはアウディの考えるラグジュアリーが全部入りになったモデルだ。

シートヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能、空気清浄機、高品質オーディオ、全ドアイージークロージャー、本が読めるほど安定感のある車内と快適装備がこれでもかと搭載されている。

 

車内も静かなので快適そのものだ。

 

ガヤルドで長距離旅行はまず考えられないが、Q8ならどこへでも行けそう。

 

ただし運転していて出るのはアドレナリンではなく鼻水だけだ。

 

まとめ

この例えがわかる人はほとんどいないと思うが、昔スーパーロボット大戦というゲームで味方のロボットを中途半端に複数機改造する位なら、一機を極限まで改造した方が強いという現象に似ていると思った。

 

日常的に使えてスポーツも楽しめる。

魅力的な響きだし、現代であればかなり高次元で達成している車も多いけれど、やはり一定の方向に全振りした車や物はそれらのみがもつ凄みがあり、所有者には感動の体験をさせてくれる。

 

モチは餅屋みたいな感じだろうか。f:id:Nob13:20220810102004p:image