常にアップデートしたい場所が出てくる。
自宅を建てる。
多くの人にとって人生で一番高い買い物になるマイホーム。始めから決まった間取りなら文句ないが、注文住宅で自由にレイアウトを指定して作ってもらった結果『この部分をこうしておけば良かった』が際限なく出てくる。
自分で決めただけに。
仕様決めの段階で決めるのが面倒くさくなったのが仇
自宅を建てる前に様々な提案してもらった。
ベランダをどこに作るか?
テラスはどこに作る?
窓の配置は?
キッチンの長さや幅、材質は?
照明の数は?
取り付ける場所は?
床材は?
お風呂は1階2階?
ガレージの幅は?高さは?材質は?デザインは?コンセントの数は?場所は?シャッターは何を入れる?
こんな感じの項目がこれの数十倍もあったため、工務店からの提案も受けつつ後半は正直決めるのが面倒になっていた事も事実。
『もうその辺はお任せで』とか特に考えずOKしたものもあったため、それが今になって効いてきている。
自分としては今回は『家付きのガレージ』というコンセプトだったので正直家はそれほどでもなかった。
家はおまけだ。
自分の周りを見てもそうだが、一般的な男性で
『ガレージ欲しいなぁ~!!』
という男性は多くいるが
”家が欲しいなぁ~”という男性は1人もいない。
寝る場所はどこでも良いがガレージが無いのは困る。
これが一般的な男性心理と言える。
自分ももれなくそうだったので、ガレージに対しては非常に細かく幅も高さも材質も検討したが家はもっとルーズだったんだ。
キッチンの間取り、リビング、部屋割り等。
実際に住んでみて『ここのところもっとこうしておけば良かったな、、、。』と思う箇所が6800か所ほどある。
住んでみて初めてわかる事が圧倒的に多い。
一発目で満足いく家を建てる事は難しいし、今まで住んでいたアパートや建売住宅は如何に汎用性が高い間取りだったかもよくわかる。
大人が使う事しか想定せず作ったため、大理石キッチン等鋭利で子どもには危ない。
子ども用がぶつかっても大丈夫な衝撃吸収材を貼って今は微妙な感じになっている。
最近に問題に上がったのは漆喰壁。
硬い物をぶつけて破損させても上から塗るだけで補修可能というのが魅力の1つ。
予備の漆喰も貰っているのだがここで問題が発生。
室内は真っ白だが、外壁は少しクリームがかった白い漆喰を塗っている。この漆喰の色を自由に変えられることも魅力の1つではあるものの、施工した左官屋さんが
”直感”
で配合して色を作っているため、正確な配合表がある訳でもなく同じ色の再現が不可能。
自宅に保管してある白い漆喰を外壁に塗るとその部分だけ色が違ってしまうんだ。
外壁も純白にしておくべきだったか、、、。
全部塗り直しなら問題ないが一部塗り直しだと明らかに色が変わってしまうのが欠点だ。
以前住んでいたプレハブアパートよりは快適なのは間違いないが、車趣味と同じく家もこだわりだすと永遠に終わらない。
人生の満足を追求する旅は続くんだ。
家を建てて早2年。
新しい家が欲しい。