のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

一流ホテルの客室の清掃技術に感激する。

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実は相当なタイムアタック

 

高級ホテルの滞在が大好きで何に何回か行っている。

どうして高級ホテルなのかと言うと、滞在自体が特別な時間になるからだ。

大抵目的地があって、日帰り出来ない都合上近くのホテルに泊まるだろう。高級ホテルは違う。スーパーカーの乗車と同じで目的地なんてもはどうでもよく、滞在自体が目的になり得るのだ。

そんな高級ホテルの前泊者の気配を消すプロの清掃術とは。

 

 

 

高級ホテルでなくてはならない理由

高級ホテルになればなるほど、いろんな事に融通を利かせてくれる。

『Noと言わない接客』

という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、どんな相談でも出来る限り寄り添って聞いてくれる素晴らしいホスピタリティに溢れている。

勿論ダメな事はダメなのだが。

 

そんななか、高級ホテルではそのサービスの一環としても滞在時間が長めなことが多い。具体的にはアーリーチェックインといって、予定時間よりも早い時間にお客さんがチェックインしてくることもある。それ自体をサービスの売りにしているところもある。

そして自分もあったのだが、レイトチェックアウトと言ってその後の宿泊予定に問題が無い事が前提でチェックアウトを伸ばしてくれることもある。

 

以前、ホテル滞在自体を目的に行った時にチェックインの際にその話題が出た。

そうするとチェックアウトを通常の12時から14時へと変更してくれた。

 

清掃の行き届いたラグジュアリーな空間でのんびり滞在できる時間は、好きな人にとっては至福の時間だ。

 

自分が高級ホテルを好んでいく理由はホテルがお客さん側に寄り添ってくれるからだ。

最高級ホテルになると関わる全てのスタッフが『何かお手伝い出来ることはありますか?』と訊いてくれる。

 

反対に安価なホテルになればなるほど、部屋の狭さからルールから掃除が行き届いていない事があっても、お客さんが全て我慢しなくてはならない。

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高級ホテルの前泊者の気配を消し去るプロの清掃術

安価なホテルや宿に行くと風呂場に前泊者の髪の毛が詰まっている事がある。

高級ホテルはこのような事が起こらないよう徹底管理されているようだ。

こんなところも安心して泊まれる大きな理由。

 

上質なホテルの客室に漂う、自宅とはまた異なる心安らぐ空気。

 

それは「前日の宿泊客の気配」を徹底的に消し去る清掃法により生み出されたものでもある。日本を代表するホテルの一つ、ホテルオークラ東京では、業界でも珍しい、清掃後の客室チェックの社内資格制度「マスター・オブ・ハウスキーピング」を導入し、83ものチェック項目で細部まで清掃に目を光らせている。


同制度の試験官も務めるベテランホテルマン・佐藤俊雄さんによると、「清掃担当者が客室に足を踏み入れた瞬間、まずチェックするのは臭い」。

 

体臭や香水の残り香がないか、嗅覚を研ぎ澄ます。1室の清掃にかける時間は約45分。その間に臭いを外に追い出すため、入室と同時に窓を開ける。臭いが強く残る場合、オゾン発生装置で脱臭することもあるという。


髪の毛や指紋が残りやすいバスルームは、最も清掃に注力する場所。バスタブや壁を洗剤で洗った後は、鏡や金属部分などを1つ1つ丁寧に磨き上げていく。専門的な薬剤や道具を使うのかと思いきや、「磨くときに使うのは、湯に浸し、絞ったタオルが基本。熱が汚れを緩めるので、ついてすぐの汚れなら大半は落ちます」。汚れは、ついてから時間がたつほど落ちにくくなる。そのため、「お客様がチェックアウトされたら、直後から清掃を始めます」。


家具や家電はから拭きした後、位置のゆがみを正す。わずかなずれが部屋の印象を下げるので、角度や間隔にも気を配る。さらに「気配」を消すため、テレビの音量確認や目覚まし時計のアラーム解除なども抜かりなく行う。


最後は掃除機がけ。部屋の奥からドアに向かって順に進み、「最後は清掃担当者の足跡という気配も消し去り、部屋を後にします」。
 

モノ・フラッシュ

一流ホテルの客室清掃術 前泊者の「気配」を徹底消去

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色々要求が高くなる高級ホテル側は大変

一般的にチェックインチェックアウトの時間が固定されているホテルとは違い、高級ホテルは時間が結構動く。

あるお客さんが通常よりも2時間早くチェックインする事になったと当日連絡がきたと思えば、12時チェックアウト予定のお客さんが14時までいる事になった、のように。

 

振り回されて大変極まりないけれど、そんな中でもいつでも快適な部屋を用意してくれる高級ホテル。

 

感謝しかない。

 

プロ目線で清掃時、まずチェックするのは臭いだとあった。

これは本当にそう思う。

 

上位の世界に行くほど重要な要素だ。

高級ホテルのロビーはどこもホテルを象徴する良い香りがする。

 

だから自分は新車の香りと言われる臭い車が大嫌いなんだ。

 

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