相手との力量さが分からない人が多い。
いろんな人を見ていると概ね共通しているし、周りの友人たちの話を聞いていていても共通している事がある。関わりのある人の中でも、やはりこっちが引いているにも関わらず自分のペースでグイグイ来る人には、お金がない人に多いのだとか。そんな人達の共通点を探る。
相手との力の差がわからない人たち
実際に起こった、もしくは身の回りで見聞きした話をいくつか紹介しよう。
①ダブルデート案件
2組の恋人同士がいて、両方の女性同士が友人だ。
片方は全くお金に困っていない経営者カップル。
もう片方は工場にお勤めのカップル。
どっちが良いも悪いもないが、工場にお勤めの女性が豊かな経営者の彼氏を持つ友人に
『今度ダブルデートしようよ!一緒のホテル泊まって、一緒に出掛けて、一緒に美味しいもの食べたりしたい!!一緒に買い物したり!私の彼も紹介するよ!』
と楽しそうに声をかけているという。
両方を知る自分には分かるが、普段の話を聞いていてもそれぞれ考えている事、乗っている車、出先で食べるモノ、泊まるホテルの金額、購入するブランドのレベル、経済の事を話しているか、昨日のお笑い番組の事を話しているか等違っている。
恥をかくだけだから辞めた方が良いと思うぞ、、、と思って見ているのだが、人の良い経営者組は困惑して眉間にしわを寄せていた。
②紹介して案件
例えば高級時計だったり。
なかなか手に入らない魅力的なモノを手に入れた人に簡単に『紹介して!』と言う人。
紹介と言うのは紹介者にも責任が伴う。
いい加減な人を紹介すれば自分の評価まで下がるのだ。
その人が取引先と積み上げた実績がありその結果手にれる事が出来たのだ。
それを理解して尊重していれば簡単に紹介してなんて言えない。
紹介して!!と平気で何も考えずに言ってくるのはやはり圧倒的に貧しい人が多い。
③自分は買えないから相手に物を貸してという人
実際自分の身にあった事だが、出先で初めて会う40代の半ばの軽自動車オーナーが、当時乗っていたフェラーリ360に乗らせてほしいと言って来た。
ちなみに助手席ではなく
『15分だけ近所ぐるっと回ってくるだけなんで、、、。ダメっすか?』
、、、運転らしい。
乗りたい理由を尋ねると
『こういう時でもないと乗る機会無さそうなんで。』
相手の都合などお構いなしだ。
ていうか、あんた誰ですか??
想像力が無いという事
相手の気持ちが分からない。
相手の事を考えない。
相手との力量さが分からない。
自分の行動を省みない。
上記の人にはこんな事が共通している。
世の中、人は自分と同じレベルの人と付き合うように出来ている。
これが人生の波に乗れていない人はそもそも相手が自分と同じレベルか、上の人かの区別がつかない。
これを繰り返された相手は遅かれ早かれ離れていくだろう。
紹介も然り。
自分が乗れないから貸して、ちなみにタダで、も同じ。
勿論お金持ちにもこんな人はいるけれど、体感上圧倒的に多いのはそうでない側。
やはり自分で苦労して財を成した人などは特にこの辺りの感覚が鋭敏だ。
自分より上の人を瞬時に判断し上手に立てる事が出来る。
自分の方が上だなと思っても、相手を傷つけないように考えて行動することが出来る。
だから人生も上手くいっている人が多い。
今の自分の立ち位置を知る事。
相手の力量を把握する事。
これを上手に出来る人が上手く人生を立ちまわっているように見える。