情報過多な世の中だからこそ。
人の話を聞くことが大切な事はわかっている。
しかし、問題は話をする人が多すぎるので誰の話を聞いていいか迷ってしまう事だ。
そんな時の1つの目安として、信用に足る情報を発するのに十分なモノを持っているようにみえるかどうか。ここはすごく注意して見る事にしている。
大半がどうでもいい話な現実
結論から言ってしまうと、世の中の話は聞かなくても問題が無い話の方が圧倒的に多い。それはなぜかと言うと、聞きたがりな人よりも話したがりな人の方が多いからだ。
そして、もうひとつ言うと人の多くは”小者ほど語りたがる傾向がある”という性質を持っている。
相手の話を聞くときは相手の事をよく見よう。
具体的に見るポイントは以下である。
①見た目
髪型、服装、ビジネスの場合は襟や袖が汚れていないか、靴がキレイか、踵が減っていないか、TPOをわきまえた服装をしているか、背筋は伸びているか、顔はブサイクでないか、、、などである。
②その人の所有物
乗ってきた車や住んでいる家、何か書類がある時にどんなバッグに入れて来たか(ビジネストートなのか、スーパーのレジ袋なのか等)、乗ってきたベンツが『わ』ナンバーだったり、タイムズクラブのステッカーが貼られていないか。
自分は相当細かいので、ここに書いた以外にも1600か所位チェック項目があるが、概ねこんなところだ。
そこから話を聞いていくと更に話すペース、話すときの仕草、価値観、言葉遣い、選ぶ言葉の種類、重要視しているもの、、、この辺で信用に足る人かどうかの評価を確定していく。
しかし、大概話の中身がない人は話を聞く前に、①番あたりで落選するので話を聞くまでもない。
相手の話を聞くことは大切な事なのだが、中身がないのに語りたがる人教えたがる人が多すぎるので、聞き手側が防衛して取捨選択していく必要がある。
世の中努力は出来ないが見栄は張りたい、、、こういう人がとても多い。
また、相手のためを思っているように見せて実は、自分の利益に繋げようとしていたりする人も。
注意が必要だ。
見栄が強すぎる生きるコントのような人たちについては以下に書いた。
その人のバックグラウンドは大きな判断基準
ロレックスが大好きで既に何本も所有している人がお勧めするモデルは信用に足る可能性が高い。
スーパーカーが好きで既に何年も所有している人が『こういうお店には関わらない方が良い』というのは、これもまた信用に足る可能性がある。
しかし過去に自宅に自治会の営業に来たじいさま方みたいに
『年長者の話はキチンと聞いておかないと人生は成功しないよ』という趣旨の話があったが、その人の自宅を見た事がある。
ボロボロのお家と20年落ちの軽自動車2台とミニバンが1台の計3台だ。
人の価値観はそれぞれだが、少なくとも”自分の価値観に於いて”その人は人に語れるほど人生は成功していないように見える。
ある情報を採用していいか迷った時には相手の事をよく見よう。
それでもわからなければ身近で信用できる人に相談してみよう。
世の中様々な情報で溢れている。
相手を騙そうとしている人も多いので十分に気をつけよう。