趣味も積み重ね。
今忙殺されている現役世代は何か新しい趣味の話になると、天文学的な先の話にしてしまいがちだ。例えば60歳になって時間が出来たら登山を始めたいとか。
60歳で登山が出来る人は若い頃にやっていた、もしくは今まで続けてきた人だけだと経験者が語る。
自然相手の事は体が覚えている
スキーやスノーボードは好きでよく行っていた。
今でこそあまり行かなくなったが、自宅にはスノーボードも上州屋で買った防水ウェアもある。
これらウィンタースポーツは顕著だが、自然相手に覚えた事って体がいつまでも覚えている。
数年ぶりにやっても少し滑れば昔の勘を取り戻すものである。
先日60歳近いスーパーアクティブな知人と話していた時に、その人がこんな事を話していた。
『知り合いがさ、定年したらバイクの免許取って大型乗りたいし、登山も行きたいって色々言うんだよね。でもさ、俺は20歳の時からやってるから出来るけど、今までオフィスワークだけして60歳まで過ごしてきた人が体も出来てないのに、60歳から体力使うスポーツなんて無理だよ。』
と言っていた。
自分には少し先なので考えたこともなかったが、言われてみればその通りな気がする。若い頃に体験して体が覚えているからこそできる事ってあるだろう。
老後に、特に体を使う趣味をしたいと思うのであれば体の自由がもっと利く今から、様々な事を経験して行く事がいいようだ。
リターンライダーの二輪車事故に思う老化
今はコロナ禍の密対策としても二輪車が大人気なのだそう。
これはバイク好きとして歓迎すべきことではあるものの、それに伴って二輪車の事故も増えているようだ。
中でもリターンライダーの事故。
若い頃に乗っていた人がまた復帰して乗り出すわけだが、若かりし頃よりも間違いなく反射神経や判断能力は低下している。
若い頃に乗っていた人が再度乗っても事故につながる事があるのだ。
周りに迷惑をかけない、かつ周りの人を悲しませないために注意が必要。
ちなみに現在50代から上のバイク好きの人と話していると、
バイク=飛ばすことが正義
がとても強いように思える。
自分はチキンライダーなのでゆっくり走っているだけで楽しいが、先日会ったバイク好きの50代の人も
『また乗りたいけれど、俺飛ばしちゃうからなぁ、、、。』
と言っていた。
80年代前後は速さが正義だったのだろうか。
楽しい老後を送るために
若いうちからたくさんの事を経験しておくことが良さそうだ。
自分は旅行、バイク、ウィンタースポーツ、シュノーケリング、ゲーム、音楽、時計位しか趣味がないけれど、興味持てる事はこれからも何でもやって行こうと思っている。