凡事徹底。
当たり前の事なんだからこのくらい出来てくれよ!
そう言いたくなる事は誰しもあるあろう。
しかし、現代社会では”当たり前の事が当たり前に出来る人は実は超優秀”なのだという。考えてみれば納得のその理由とは。
若者だけでなく年配者も当たり前の事が出来ない時代に
何年も前にサラリーマンをやっていた事がある。
オフィスの一番目立つ、大きなホワイトボードにみんなの共有事項が書かれていたのだが、一番長く書かれていた事は以下である。
『挨拶をしましょう。』
こんな事は近所の登下校中の子どもたちでも出来る事。
しかし、自分がいた会社でこれが出来る人は1人もいなかった。
後は何かしてもらったらお礼を言う事。
時間に遅れない事。
期日までに提出物は出す事。
どれも当たり前の事だと思うが、これが出来る人はやはりも1人もいなかった。
”精神科医 Tomyが教える1秒で元気が湧き出る言葉”を執筆している精神科医のTomy先生は文中にこんな事を書いている。
当たり前のことが 当たり前にできる人って、 実は超優秀なのよ。 それは何より大切な才能で、 しかも自力で確実に得られる才能。 一つひとつ、小さな改善を積み重ねればいいから。
確かに。
出来て当たり前な事をアップデートして行く事
出来て当たり前な事を毎年アップデートして行く事が重要だ。
知人に時間がなくて金がなくて、、、と言って毎日朝から晩まで飛び回っている人がいる。
その人は何かお願いしても”必ず1回でやってくれたことが無い”。
そしてその後も、何度か期間を空けて同じことをお願いして、ようやくやってくれる、、、という事を数年繰り返している。
自分自身の出来て当たり前な事をアップデートしていく事が、人生を豊かにしていくために重要だ。
当たり前な事がアップデートされると、付き合う人が変わり、時間の使い方が変わり、人生が変わる。
自分の事で言うと、例えば昨年完成した自宅に遊びに来てくれた人のうち、手ぶらで来てくれる人もいれば、新築祝いと言って何か持って来てくれた人もいた。
考えてみれば当たり前だが、当然新築祝いを持って来てくれる人の方が高収入な人が多かった。
当たり前な事を当たり前に出来る人ってやっぱり優秀だから、社会的にも認められて収入も高いのだと思う。