料理の世界でも大事な音。
例えば美味しんぼ。
中国料理は音も食べるのです!というシーンがあるが、肉を焼き上げてくれる時のジュワーっというあのサウンドも気分を盛り上げてくれる。
同じように自動車だって全てではないにしろ、音が重要な車だってある。
一律で騒音規制で取り締まられてしまうのは寂しい限りである。
趣味車の音は既に絶滅傾向
環境規制の元、締め付けが厳しくなって行く自動車業界。
既に多くの輸入車メーカーが大排気量多気筒エンジンの生産を終了、もしくは極めて限定して生産している。
あのフェラーリですらV6ターボエンジンの車を発表した。
高回転の胸が躍るようなサウンド、これらは間違いなく過去のものとなって行く事を肌で感じる。
以前、フェラーリの488を見た。
『目で見て』488だとわかった。
そして、最近360モデナを見た。
『見る前から音で』後ろから360来たな、、、とわかった。
ここに魅力を感じる自分は、音が奪われていく自動車はとても切ない。
段階的に強化される騒音規制は以下のようになっていくようだ。
まず気になるのは、2020年に強化された騒音規制についてです。
環境省により「自動車単体騒音低減対策の見直しの必要性」を指摘され、2016年に「フェーズ1」、2020年に「フェーズ2」、2022年に「フェーズ3」と、段階的に騒音に対しての規制を強化することを国土交通省が発表しました。
単純にいえば、「クルマの走行音を段階的に引き下げる」ということです。
2020年からはじまった「フェーズ2」は新車の走行音(排気音を含む)が70dBから74dBまでと定められており、2022年からはさらに68dBから72dBへと規制を強化。
さらに「フェーズ3」においては、「フェーズ2」では対象外だったタイヤノイズまで騒音値に加味されるという厳しい規制になっています。
一方で現在販売が継続中のクルマに関しては、騒音規制のフェーズとは別に、2024年9月1日以降で一斉に規制されることになっています。
具体的には2010年4月以降のクルマは「事前認証」を取得したマフラー、それ以前のクルマは「JASMA(日本自動車スポーツマフラー協会)」認定品は装着できるのですが、それでOKとはいかないようなのです。
新しい騒音規制は「証明機関による騒音性能表示の義務付け」と「新車時の騒音規制値を上回ってはいけない」ということになっており、2024年以降は迫力あるサウンドにするためのマフラー交換は、実質できないことになってしまいそうです。
車のニュース
騒音規制強化で車の迫力サウンドがNGになる!? マフラー交換のメリット・デメリットとは
BMWのS1000RR前期は純正でアクラポビッチ
ガレージにあるS1000RRはマフラーがアクラポビッチだがこれは何と純正マフラーだ。
時々”マフラー変えてるのだね”と言われるが、残念!
フルノーマル車両なのである。
よくこれで車検通るな、、、って位賑やかな音がする。
このエンジンサウンドが乗らなくても満足させてくれるぐらい好きだ。
現代の多くの車はファストアイドルこそ一気に回転が上がり、元気なサウンドを聴かせてくれるが、すぐに落ち着いて静かになる車が主流だ。
何でもかんでも煩ければ良いというものではないが、今後音が良くて購入したい車が無くなってしまう事は残念。
自分にとって特に趣味の車は音が一番大切。
ちなみに普段乗る車は音楽や会話を楽しみたいので無音に近い方が好みなのである。
会話できない程賑やかな車か、エンジンがかかっているか分からないくらい静かな車が好き。