結婚はゴールではない。
地方にいるほど強く感じるけれど、男から見ても、独身女性に対しての『ご結婚は?お子さんは?』とかあの手の質問は妙なプレッシャーを感じる。
結婚するのが当然、みたいな風潮がいまだにあるが実はそんなことないのだ。
独身もOK!結婚もOK!
正解がある学校の授業とは違い、社会に出ると正解なんてものはないのだ。
妻の友人の話を一緒になって聞いていた
自分はいい相手に巡り合え、たまたま結婚できたのだが、元々結婚願望はゼロだった。
子どもが欲しいとかもないし。
家族が出来たことでつまらない制約を受け続けて生きるくらいなら、1人で楽しく生きていたいと思っていた。(いまだに思ってる)
家庭を持って落ち着くなんてとんでもない!
好きな事には仕事を放り出して飛びつくし、嫌いな奴には会社でも公衆の面前ででもドロップキックする。
元来、自由を愛している。
それに、1人と言うものの実際は家族もいれば友人もいる。ぬいぐるみもいる。
その時々にお付き合いしている彼女もいるかもしれない。
決して独身=独りではない。
先日、妻の友人が赤ちゃん同伴で遊びに来て、主婦トークしていたのをソファで鼻くそほじりながら、時計の本を片手に聞いていた。
断片的に聞こえてきたのが、
『旦那さんが子どもが欲しいって言うから生んだのに、全然育児に参加してくれない』
『旦那さんは帰ってくると子どもの事を頼まれるから、最近はわざと遅く帰ってくる』
『私が子育ての協力をお願いしても聞いてくれない。助産師さん?に相談したら私が変わって旦那さんに話しましょうか?と。旦那さんに話したら他の男には必要かもしれないけれど俺には助言は一切不要と。』
初めての事ばかりで1人で子育てして大変なのに、旦那さんは全然協力してくれない。ストレスで辛いと、、、。
もしかしたら一時的なものかもしれないが、結婚してまだ2年くらいの夫婦である。
スタートでこれでは先が思いやられる。
きっと旦那さんも年齢的に、今後頭は固くなる一方だ。
なんか、見ていて幸せそうに見えん。
婚活をしてやっとの思いでゲットした旦那さんだそうだ。
結婚に憧れていた女性のその後
仕事で知り合った中で、結婚に憧れていた同世代の女性がいた。
数年前に結婚したそうだが先日偶然その人に会った。
現在はかなり疲れ気味に見える。
旦那さんが結婚する前は良かったが、結婚してからは、、、という事が色々あるらしい。
婚活に励んでいた時から見ているけれど、その時は魅力的に見える姿だったその女性も、結婚した今はくたびれ果てて日々の生活に翻弄されているように見える。
あまり生気がない。
結婚がダメという訳ではない
上記の2例を見ると結婚をするなみたいな話だが、そうではない。
自分が本当に好きでこの人となら、、、と思える人が現れたなら結婚するのも良いが、”結婚”そのものに憧れて急いで結婚するのは絶対にやめた方が良いと思う、という事だ。
結婚はゴールではなくスタートなのだ。
そこを勘違いしてもらっちゃ困る。
首都圏に住んでいるときは30代40代50代でも独身女性などたくさんいた。
海外旅行へ行ったり、エステへ通っていたり、連日の飲みに行ったり、毎日が夏休みのような生活を送っている人も多くいた。
しかし、地方に来ると”ある程度の年齢になったら女性は結婚するもの”という認識が老若男女問わず根強い。
なんとも悲しい話である。
今はそんな時代ではない。
周りの人に合わせて、形だけの結婚をするくらいなら結婚しない方が絶対に幸せだと断言できる。
私は独身だからとか、相手がいないからとか、そんな事で落ち込むことは全くない。
未婚女性からは既婚女性が魅力的に見える側面もあるだろう。
しかし、多くの既婚女性は未婚女性を見て羨ましがっている。
結局無いものねだりだ。
周りが何と言おうと自分の生き方を無理して変える必要はない。
自分らしく生きよう!
俺は結婚しない選択を取る女性&子供を産まない選択をする女性を100%応援するぞ!!