実物の方が良い。
自分が初めて購入した高級機械式時計はヴァシュロンコンスタンタンのシャンベラン。写真で見るとすごくキレイで立派だった。そして、購入したのだが手元に来た時計を見てビックリ!
『ちっさ!!』と。
確かに細かな作り込みは写真で見た通りだったが、現物が想像を超える小ささ&薄さでこれがこの値段か、、、と思った事を覚えている。
ミルガウスはそれに比べると、現物の方がよかった。
フォーマルな時計は間違い、シャンベランの使い道
シャンベランはドレスウォッチだ。
ビシッと決めていく服装の時にピッタリな時計である。腕時計で”フォーマル”という用途が時々使われているのを見ることがある。
コレ、実はちょっとおかしいから辞めて欲しい、ってヴァシュロンコンスタンタンのブティックのスタッフさん。
というのもフォーマルは結婚式や葬式など。
こうした場所で時間を気にすることはNG。これは日本だけではなく他の国でも同じ事なのだそうだ。
だから、時間を気にすることが良くない事とされるフォーマルな用途での腕時計、、、というのはそもそも無い。あり得ないのだと。
こうしたシャンベランのような時計はフォーマルな時計ではなくドレッシーというジャンルに分けられるそうだ。
自分のような腕時計初心者には『へぇー』ボタンを数回押したくなるような話だった。
つまりシャンベランはドレッシーなのでラフな服装にはいまいちしっくりこない。
だから、今回は日常的に使いやすい時計が欲しかったのだ。
ミルガウスに決めた理由
自分の中でロレックスのミルガウスに決めた理由は3つある。
①日付表示が無い
よくこのような時計には3時の位置に日付が入る。
自分の場合、毎日使う時計ではないので、使いたいときには毎回ぜんまいを巻いて時間を合わせて使用するのだ。ここに日付機能まであると、さらに日付まで合わせる必要がある。
やることが増える。だからと言って違う日付が表示されているのも気持ち悪そう。
だから、デイト機能なしが決め手。
②イナズマ針が面白い
秒針がイナズマ型なのだ。
ユニークなデザインで気に入った。遊び心がある。
③耐磁性能が高い
機械式時計は磁力に弱い。
しかし、ミルガウスは1000ガウスもの磁力に耐えられるのだという。
研究所に入る時の話ではなくて、つまり日常生活では機械式時計をパソコンから距離をとって保管したりする必要が無い。
磁気帯びを気にせずガンガン使えるのだ。
これらに加えて、ミルガウスはロレックスの中では”不人気””王道外し”というポジションであるという話を聞いて決定した。
不人気モデル大好き!
さて、購入したので早速開封時の様子を見て欲しい。
その前に、、、。
手首のサイズを計るものさし。
プリントアウトして使う。
こうして切り抜く。
16.5cm位だ。
購入店に伝えて、バンド調整をしてもらう。自分の腕周りのサイズに合わせてもらうのだ。未使用ミルガウスがあったので、それを購入。
箱開封!
ギャランティーカードや取扱説明書。
ミルガウス。人生初ロレックス!ワクワク。
王冠。
いざ開封!!
出た!!
現行モデルの黒文字盤。
ガラスは緑のガラス。ステンレスモデルだが、ステンレスの質感が高く、高級感がある!
そしてオレンジのイナズマ針が思ったより良い。
小刻みに動きながらイナズマ秒針が進んでいくのは見ていて面白い。
40mmのケースサイズも丁度良い感じ!
イナズマ秒針が動いているので、写真を撮るたびに違う方向を向いている。
取り出して持ってみると重さにビックリ!
重!!
でも、腕時計してます感があってこれは良い。シャンベランは軽すぎて出先で何度も腕を触って確かめる。(腕についてるかどうか)
シャンベランと並べてみた。
ガッチリしていて頼もしい感じだ。シャンベラン小さい。
現物のミルガウスはステンレスの質感が高く、カタマリ感があって好き。写真よりも現物の方が断然良い。
新しく腕時計コレクションに仲間が加わって嬉しい。
お気に入りの2本なので末永く大切にしていこうと思う。