残念だが、俺は家事は得意だぞ。
コロナ禍でリモートワークと自粛が続き、怒りや不満が爆発する妻たちが急増しているようだ。定年後、家にいて何もしないでいる夫が鬱陶しいというのは笑うセールスマンのお話にもある。
昭和のお話なので、30年以上経っても夫婦関係は変わっていないという事なのか。
男性が生まれつき家事が苦手な理由
毎日仕事に出て、何十年も過ごしていたお父さんたちにとって、自宅は『休むところ』であって、働くところではない。
そこが自宅でも多くの”家事”という仕事をこなす奥様との違いなのではないだろうか。
多分、、、。
多分というのも、自分はそういう立場にないので想像でしか言えない。
ちなみに2020年にリモートワークが導入され始めた3月頃から、離婚の相談件数は、一年前の同時期に比べて3割増しなのだそうだ。
相談まではいかないものの、直前で離婚に踏みとどまっている予備軍はもっと多いという見方もあるので、事態は思ったより深刻だ。
男性の家事参加問題についてだが、男性は生まれつき家事が苦手という見方もある。早稲田大学名誉教授で生物学者の池田清彦さんが指摘内容は以下である。
「家事において求められるのは、お鍋を温めながら掃除機をかけたり、ネットに入れるべき洗濯物とそうでないものに分けたりする条件反射的な動きや、それを同時進行で回していく力です。女性の脳は男性に比べて右脳と左脳をつなぐ脳梁が大きいといわれていて、脳全体を使う力に秀でているためマルチタスクのような動作が得意というわけです。
ですから、女性が次から次へと手際よくこなせる動作であっても、男性の脳にとっては苦手な作業なのです。半面、男性は1つのことに集中する性質があり、男性に家事や料理を任せると、かえって“凝り性”になってしまうのもそれが理由です。夫に家事を教えるのなら、並行してではなく、1つずつの方が結果的には効率がいいでしょう」
定年後の夫婦生活を良好に保つためには、辛抱強く夫を“育てていく”必要があるようだ。
女性セブン2021年2月18・25日号
全般にはその傾向があるが例外もある
上記の性差による違いもあるが、自分に言わせれば家事が出来ない一番の理由は"怠慢"だ。
得意とか不得意とかじゃない。
生きていくために必要なのだからやれ。
今までやったことない事に挑戦するとき、大半の人は面倒だと思い億劫になる。
だから、慣れているお前がやれ、となりがちだ。
一般的に車好きは男性に多い。
汚れてもいないのにまた、一日中車を磨き
『男性はなぜ自分自身を磨かず、車ばかりを磨くのか?』
というコラムを女性に書かれる始末だ。
しかし、男性でもドアノブに触りたくないほど、いつも汚れている車で動いている人もいるし、女性でびっくりするほど車をキレイに保っている人もいる。
個人差はある。
勿論、好き嫌い、得手不得手はあるだろう。
しかし、生きるためには家事はしなくてはならない。
今は共働きが多い。そうであればお互い外に出て働いているのだから、家事も分担するのが当然だ。
うちの場合、自分が妻に掃除や洗濯を教えている。
俺は家事得意だからな!
男でもやっている人はいるぞ。
大変なのはお互い様。
相手に対する思いやりを忘れちゃいかん。