エアコンのない生活は無理。
引越し前に住んでいたアパートは1LDK。
荷物が多く、生活空間はかなり狭い。狭くて嫌だったので新しい家になり100%快適、、、とはいかず。
なぜなら、以前はその狭さ故エアコン一台かけておけば部屋中涼しかった。
しかし、新居は部屋が増えたので、エアコンをつけた部屋以外は全部蒸し風呂状態。
エアコンって結局、毎回外出時は止めた方がいいのか、それともそのままつけっぱなしでいいのか。
ドライや冷房はどっちを使えばいいのか調べてみた。
普段使わない部屋の扉が閉まらなくなる
大抵のことはリビングで事足りる。
一番長い時間を過ごすのもリビングである。
そんなある日、掃除のため2階の部屋の扉を閉めようと思ったら閉まらない。
ん??
よく見ると、ドアの下の方が漆喰壁に微妙に引っかかる。
工務店に連絡してみたところ
『湿気で木が膨張したのかもしれない。エアコンをドライにして、しばらくまわしてみて欲しい。』
とそんな回答。
そういえば湿気や経年劣化で木は変形するっていうもんな。
あたる部分をのぞき込んでみたが、ドアというより漆喰部分が出っ張ってる気がする、、、。
確かに、窓を開けようが閉めようが、エアコンの付いていない部屋はものすごい湿度&温度。これでは天然素材を多く使った家は曲がってしまうのも無理はない。
エアコンをつけて乾燥させる必要があるが、ドライってそもそもなんだ?
冷房じゃダメなのか??
それについて調べてみた。
ドライと冷房安いのはどっち??
調べてみたら意外なことが分かった。
なんとエアコンのドライには2種類あり、そのどちらかによっては冷房よりも電気代がかかってしまうというのだ!
どちらのドライかを知るためには説明書を見ればわかるのだという。
「ドライ」には2通りの方法があることをご存知ですか?
部屋の湿度を下げるには、湿度が高いジメジメした空気をいったん冷やして水滴を集め、サラサラした空気にします。
しかし、それでは室温も下がってしまうので、次に温めてから送り出します。これを「再熱除湿」といい、室温は下がらずにすみます。
もうひとつの方法は、湿度が高いジメジメした空気を少し冷やして水滴を集め、サラサラした空気にして送り出します。これを「弱冷房除湿」といい、室温は少し下がります。
電気代は、弱冷房除湿<冷房<再熱除湿
東京電力が「冷房」「弱冷房除湿」「再熱除湿」のコスト比較をしたデータがあります。
それによると、「弱冷房除湿」が一番安く、次いで「冷房」、一番高いのは「再熱除湿」です。
「弱冷房除湿」は「冷房」より弱い電力で動いているので、「冷房」より経済的です。一方、「再熱除湿」は、「冷房」と「暖房」を一緒に稼働しているようなものなので、電気代が一番高くつくというわけです。
画像と文はウェザーニュースより
上記設定温度が24度の場合、冷房が11.0円/hに対して、弱冷房除湿は4.1円/h、再熱除湿は14.9円/hと結構違う。
それぞれが室温や湿度に与える影響の目安は以下の表。
まとめ
ドライを使う場合、自分の使っているエアコンが弱冷房除湿か再熱除湿かを知る必要がある。そしてうちの場合だが、全国的に見てももっとも暑いグンマーである。
冷房欄の”こんな時にオススメ”を見ると
『蒸し暑くて温度も湿度も大きく下げたい』
もうこれ一択だろう。
こんなに湿気が多いと家もやられそうなので、人がいない部屋も冷房つけっぱなしにすることにした。
ちなみに、エアコンは温度を下げるのが一番電力がかかるそう。
暑いときは温度を下げるよりも、風量を上げる方が体感的にも涼しく感じ、電気代もかからないのだそうだ。