のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

漆喰の自宅も完成して2年。いい所と悪い所。

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壁が凶器。

 

漆喰のお家に憧れて施工してくれるところを探し、約1年かけて作ってもらった漆喰のお家。

ガレージの工事と合わせると完成に1年半くらいかかっていたのだが、2年間住んでいるといい所や悪い所がよくわかる。

 

 

 

デザインの美しさと使い勝手は背中合わせ

自分の経験上、見た目が素晴らしく美しい物は使い勝手が悪く普段から使いやすい物は見た目が良くない物がほとんどだ。

しかし、使い勝手が悪くても美しいものに囲まれている方が心が落ち着くので使い勝手を犠牲にしてでも美しさ(自分の基準による)重視で選んでいる。

 

いくら着心地が良いスーツと言っても短パン&Tシャツの身軽さには勝てないだろう。

また結構なお値段がする足や長時間歩くことを考えて作られたブランド靴よりも、3000円位のスニーカーや1000円位の足袋の方が歩きやすい。

 

上下スウェットの方が楽だろう。

しかし、営業担当者が初めましてで上下スウェットで挨拶に来たらバカに見える。

 

使いやすいものは大抵見た目が良くない。

 

そんな訳でうちにある多くのモノは使い勝手が悪いものが多い。
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作ってもらったキッチン。

自分でも料理をするので調理スペースが狭いのが嫌。だから調理スペースはゆとりをもって取ってもらい、後ろにも食器や盛り付ける皿を置けるスペースがある。

 

シンクはコーラーのシンクで水栓はデルタの水栓。

しばしば宿泊に行くコンラッドやリッツカールトンで使われているのを見て、見た目が気に入ったので自宅にも採用。

天板は大理石。

加熱するところはラジエントヒーター。土鍋も温められるIHみたいな感じ。

 

引き出しは持っている鍋のサイズに合わせて作ってもらった。

 

2年使ってみて結構困るのが天板の目地。

水分をこぼせば染み込むし、色が付くと取れない。

 

コーラーシンクは硬いものを落とすと割れる。

そして水栓にもシンクにも、一般的なキッチン用品はほとんど使えない。サイズが合わない。

全てが専用品になるため高いし、無い事も。

慣れると特に問題は無いのだけど、何かあった時すぐに交換修理、、、は絶対に無理そう。
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壁と木のドア。

湿度なんかの影響を受けて気が収縮するので時期によっては可動部にあたる事も。

あと、害虫用スプレーなどを吹きかけられない。そのままシミになる。

叩いて潰しても同じ。

 

バチン!!と壁に叩くことが出来ない。
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自宅は白い漆喰と茶色で統一。

窓は可愛いけれど、アパートとかにある一般的な窓よりも重く気軽に開けづらい。
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カーテンは全室赤のオーダーカーテン。

娘の”いないいないばあ”の道具に使われている。
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今は模様替えして色々変わっているけれど。

漆喰のメリットは何と言っても見た目の良さ。そして燃えにくい。

シックハウスの原因の臭いが無い。

汚れが味になるし、傷つけてもそこに白い漆喰をまた塗るだけ。

 

室温が保たれるし洗濯物が乾くのが早い。

 

デメリットはボロボロ細かいのが落ちてくる。

厚く塗ってあるから余計になのだろうけれど。

 

掃除しても掃除してもボロボロと部屋の壁際が砂っぽくなる。

最近は落ち着いてきたけれど少しは落ちる。

 

あと、壁が凶器。

 

寝返りを打ったときに手足をぶつけると擦りむいてしまう。

めちゃ硬いので。

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ガレージは木造ガレージ。湿気で木が曲がって来るし縮んでいる。

天然の物を使うと風合いが素晴らしい反面、安定感が無いので刻一刻と変化する。

 

 

漆喰の家の一番の欠点は壁が凶器な事だ。

でも裏を返すとそのくらい。

 

もしまた家を建てるとしても100%漆喰の家にすると断言できる位気に入っている。

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