視力検査でこんなシーン見たことがある。
人生は様々な選択肢で溢れている。
人は迷い、選んで進んでいく。
迷いは様々だが、多くの迷う時間は無駄であると個人的には思っている。その理由を話そう。
選んでからでないとわからない迷いとの付き合い方
俺は特にだが、大きな買い物をするときは迷いが少なく即決気味だ。
コルベットを初めて購入した時もフェラーリ360を購入した時も、一周見て回って
『これ買います』話した記憶がある。
360モデナに関しては欲しい気持ちが先行し過ぎていたので、買いますと言った後に『ところでこれいくらですか?』と聞いた気がする。
その位、車もバイクもほぼ即決している。
買わないときは買えないときだ。
前にも書いたが、いらないのと買えないのは大きく違う。
車なんかは実際にずっと欲しかったものだし、今目の前に欲しかったものがあって、それを買わないという選択肢はそもそもなかったのだが。
ただ、購入時は不安がなかったわけではない。
・貧乏なのに無理してスーパーカーを購入して大丈夫か?
・妬まれてイタズラされたりしないか?
・故障ばかりで動かないのでは?!
・維持費で破産しないか?
など、考えればキリがない。
しかしそのどれも”買ってからでないとわからない”ことばかりだ。
買わないとわからないことを買う前からどれだけ考えても、答えが出ることはない。
結局、そこで買うという選択肢を取ればそれらの答えが出てくるし、買わないという選択肢をとればそれらの問題や心配は起こらない反面、物も入手した後の素晴らしい体験も手に入らない。
つまり、当然だが進んだ選択肢の結果しかわからないのである。
生きていれば頻繁に『Y字』かそれ以上の選択肢に出会う。
買う買わない、行く行かない、やるやらない。
そのどれも選んだいずれかの結果しかわからない。
どんなに分岐点で立ち止まって迷っても、結局進まないと結果がわからないなら、その場で足踏みして迷っている時間は無駄なのである。
選択して進み、その後に起こった事案に関して対処していけばよい。
全てが即決でいいとも限らない
上記で迷う時間は無駄と考えたが、”考える時間”は無駄ではない。
ペットとして犬や猫を受け入れようと迷っているとき、借りているアパートがペット禁止であるかどうか、面倒を見続けてやれるかは事前に考えたい。
また、価格の安い小さな買い物ほど多いのだが、買ってすぐ飽きてゴミになる商品も避けたいと思っている。
一時的に購買欲が出て来ても、一晩考えてそれでも欲しければ迷わず買ったらいい。
一晩考えて冷めてしまうようなものであれば、買わなくて正解だ。
俺はよく財布やバッグを買うときは『それを1年後も使用している自分がイメージできるか?』という基準で考えている。
理由は財布やバッグは長く大切に使いたいので、数週間から数カ月で飽きてゴミになるのを避けたいからだ。
その結果として14年ほど間に購入したダウンも、パーカーも未だに現役で愛用している。
何か選択肢に迷っているのであればまずは行ってみるのも手だ。
その後に起こった問題に関しては、その時に考えればよいのだから。