週末の精神を鍛える乗り物。
エアコンが全く効かないんだ。
整備してもらえば直るだろうが、お店が遠いので持って行くのも面倒。コロナも増えたし。オイル交換とか何か他の用事がある時に一緒に頼もうと思っている。
だからエアコンレスのレーシングカーのような車内で精神を鍛える修行を行っている。
エアコン無しで乗るガヤルドはレーシングカー気分
見ていると大抵のガチンコレースカーはエアコンなんて付いていないので『自分の車はレーシングカーそのものだ!エアコンなんていらん!』くらいの気持ちでこの暑い夏は乗っている。
なんでそう言うかというと、そう言うしか選択肢がないからだ。
暑いのが苦手で汗をかくのも大嫌いだが、修行と思って時々動かしている。以前聞いた話だが、古いフェラーリなどは特にエアコンをつけた状態で気合の全開走行をすると、エアコンが故障してしまうのだそう。
だから、勢いよく走りたいときは”エアコンはオフ”が旧車乗りのお約束だ。
空いているときは快適に走る事が出来るので、自分の場合はエアコンが効いても常時オフにしておく方が良さそうだ。
ただし、高速道路までの信号の多い一般道で即死する。
面積の広いフロントガラスから車内は太陽で温められ、後ろには5,000cc V10の暖炉を背負っている。
そして風を通さないレザーシートだ。
熱中症にならないように水分補給は特に気をつけている。
ミニトマトが勢力拡大中
ところで畑の話。
去年、虫食いだったり上手く発育しなかったミニトマトを取っては畑に投げ捨てておいたんだ。するとどうだろう。
今年は畑のありとあらゆるところからミニトマトが大量に育って来た。
今年はミニトマト買わなくても良さそう。
ここにあるのでも一部。
サラダ作るから庭でミニトマト取ってきて!という日常。
鮮度抜群!!
赤く色づいたトマトを選んで取る。
栽培マン。
さてトマトの収穫を終えてガヤルドのバッテリーチャージャーを外して出撃する。
昔のイタリア車らしく、車が『もっと速くもっと速く!!』とせかして来る。
実際気持ちだけでそんな飛ばして走る事も無いが、低回転でゆっくり走ると機嫌が悪そうに濁声で”ぐるぐる、、、”と言っている。
実際低回転は不快。
全然楽しくない。ギアを変えるのも面倒なので70km/h以下なら全部1速で走っていたいくらい。
これがある程度の速度になってエンジンが4500~8000rpm近くになってくると
『クオォーーーーーー!!!!』
というアドレナリンが出るサウンドに変化し、アクセルのレスポンスもめちゃ鋭くなってくる。こうなってくると楽しいのだけど、これが楽しめるのは身近なところだと高速道路のみだ。
いつもの折り返し地点。
走れば走るほど飛び石等で小傷は増えていくけれどこれは仕方ない。
今のところ高速道路を走る事が快適なのでガヤルドの走行距離の9割以上は高速道路を走っている。高速道路で高回転時の痺れるサウンドを聞きながら流すのが大好きだ。
冬には入りが渋かったギアも暖かくなった事で随分と調子が良くなった。
ただし人間には暑すぎるのが欠点だが、週末のおもちゃとして今後も活躍してもらいたい。