何かにハマったり、そればかりを追い求めるようになってしまった転機、それは何かしらみんなあるんじゃないかな。
今では重度のクルマ好きになっている自分は元からではなく実は結構遅咲き。
今日はいつ何がキッカケでこんな風になってしまったかを振り返ります。
18歳になって免許を取る事になった時、車に全く興味がなくてなんとAT限定でとったのです。同性の仲間からすれば笑い者ですね。
当時は男はMTでとってこそ、という風潮がまだ濃かったのです。
しかし、教習が始まって衝撃が走りました。
『AT限定にしたのにハンドルとかアクセルやブレーキ操作って自分でやらなきゃいけないの?!めんどくさ!!』と。
2018年の今でもそんな車まだ完璧にはできてないっての!
つまりそのくらい興味がなかったわけです。
田舎なので子どもの時から日常的に親や知り合いの運転を見ることがあるのに、興味がなさ過ぎて全く見ていなかったのですね。
自分の事ながら呆れますw
そんな教習の中で唯一楽しかったのが原付の教習。人生で初めて乗った原付が楽しすぎて4輪の免許を取った後に二輪免許、大型二輪免許を続けてとりハーレーを買いました。
バイクは好きになったけどクルマは依然興味なし。
そんな状態で音楽のために上京したある日の事、環七沿いを歩いていたら首都高のインター出口から見たこともないクルマが。
色は黒くて大きくて戦闘機みたいなカッコイイクルマ。すごい音がしていて、車高がガードレールの高さより低い。
自分自身の中に雷が落ちた瞬間でした。
青春真っ盛りの学生の時でもこんなに胸がドキドキしたことは無いくらいときめいて、ディアブロの姿が見えなくなるまで立ち尽くしていました。
それ以降はもうひたすらそれだけを追いかけて調べたり自動車販売店に見に行ったりしていました。横浜にあるフェラーリ専門店コーナーストーンズに何度かお邪魔して名物店長のエノテンこと榎本店長からいろんなお話を聞かせてもらいました。
また、コーナーストーンズのブログに載せてもらった事もありました。
~以下コーナーストーンズホームページブログより抜粋~
『昨日は金髪の音楽家のお客さまがご来店下さいました!
画像はNew Album"God Forsaken"の宣伝をするNob(左)とEno(右)でございます(笑)
Nob氏とのお付き合いはもうすぐ2年になります。髪型に似合わず根性系の苦労人さまでして、いつも刺激を頂戴しております。』
20代の若造相手に毎回親切に対応してくださった榎本店長には感謝です。
自分も同じ年齢になった時に同様のことが若い世代に出来るようにならなくてはいけませんね。
そしてあの頃のディアブロで感じたときめきは10年以上たった今も変わらずずーっと持ち続けています。FerrariとLamborghiniに代表されるスーパースポーツカーがあのディアブロの登場以来ずーっと自分の中のヒーローなのです。