人生と時間。
人生は何もしないには長すぎるが、何かをするには短すぎる。
そして、年齢を重ねる度に時間が経つ早さは加速していくと周りに言われ続けていたが現状そんな事はない。むしろ遅くなっている。
一度きりの人生、大切に過ごして欲しいから一度くらいゆっくり向き合ってもいいかもよ。
人生と時間
20代なんてあっという間だよ!30代なんてもっと早くて気がついたら40代。そうしたら一瞬で50代であれれと思うと60代。
そうやって年齢を重ねる度に時を経るスピードが早く感じるという話はよく聞いている。聞いているが実際、自分にはその兆候はない。
言ってる事はわかるし仕組みもわかる。
うちの子どもにとっての1年は生まれてから3年しかたってないので1/3にもなる長さになるが、これが我々になると1年は何十分の一となる。
そうなると体感的に全く違って感じるのは当然。
又、年齢を重ねて仕事の責任が増えたり、やる事が増えていると気づいたら夜、、、という事も多いのかもしれない。
自分の場合、お金をたくさん稼ぐためにはたくさん仕事をしなくてはならないが、たくさん仕事をしたからと言ってたくさん稼げるのがいつになるのかわからないし、もっと言えばたくさん稼げるようになるかもわからない。
この場合のお金を稼ぐというのは時間を切り売りした労働で賃金を得るという話ではなく、起こした事業で収益を上げるという話。
世の中にはホントに仕事が好きな人っていて、新しい事業を次々に展開していくのが趣味のような人がいる。
そういう人は楽しんでやっているので問題ないし、楽しんでやっているので強い。
自分の場合はまず興味がない。
そして働くことが大嫌い。
だから辞めた。
仕事をするのは好きだからではなく、生活をするために仕方なくというのが本音だった。
これ以上やりたくもない仕事を続ける選択肢は選ばなかった。
それによって今後さらに登場する高額なスーパーカーが買えなくなったとしても、バイクが買えなくなったとしても、別荘を持てなくなったとしても、時計を買えなくなっても、、全く問題ない。
自分は子どもや家族と過ごす時間がたくさんある方が価値がある。
そう決めて、そうやって生きる事にしてからは、毎日が充実していて人生が楽しいし時間が長い。
自分の一度きりの人生は子どもや家族との時間を最優先にして生きる、と決めたので何か新しい選択肢が出てくることも無いし人生の判断に迷う事も無い。
社会集団から離れるという事
遠く離れた離島とかでも行って数日過ごすとよくわかると思うけれど、普段会社員してると嫌な上司とか取引先や顧客とかたくさんあるでしょう。
でも、もっと考えるとこんなに世界は広いのにあの狭くて小さいプレハブの中で起こるような事に一喜一憂してる自分て何なんだろう、、、とも思える。
あの大きなビルがうちの本社なんだ!!
マヌケはそう思う。
でも、飛行機に乗って空から見るとどこにあるかわからない位たくさん似たようなビルが建っているし、それぞれそのプレハブの中でマヌケ同士が椅子取りゲームや嫌がらせ合戦を繰り広げている。
昇進?役職?栄転?勝ち組?負け組?
どうでも良さMAX。
世界は広い。人はほとんどの世界を見ぬまま人生を終える。
せっかく生まれてきてどこへでも行けるのだから、空から見れば米粒よりも小さい箱の中の社会で人生の大半を費やすのは御免被ると思った事が自分の人生の転機だ。
自分の考え方ひとつで人生なんてどうにでもなるよ。