ラウンジでの朝食。
コンラッド東京ではラウンジに入場できる部屋数は限りがあるので、28Fのセリーズのように果てしなく混み続けるという事は無い。
理論上。場所の都合、セリーズ朝食よりもメニューが少し少ないがするがそれを補う素晴らしい魅力もあった。
ラウンジ朝食の魅力
一般的にホテルの朝食は通常のレストランでの朝食の他、インルーム朝食への振り替え、そしてラウンジ朝食と3つある事が多い。
朝ごはんを食べない人用に昼食への振り替え券を用意しているホテルもあった。
それぞれの感想を述べると
①通常のレストラン朝食
メニュー数が多く補充も頻繁にされる。しかし欠点もあり広いレストランの奥の席に案内されると食事を取りに行くのも遠く結構往復が手間。
また昨今の高級ホテルは外国人観光客で激混みしており、細やかなところまでスタッフが目が届いていない状況も多い。
②インルーム朝食
部屋に朝食セットを和食や洋食などで持って来てくれる。
メリットは言うまでもなく持って来てもらって、部屋にテーブルセッティングから片付けまでしてくれるので、一切の手間がかからない。
しかし通常のレストラン朝食のように欲しい物を欲しいだけ食べるというメリットはない。
あ、これめっちゃおいしい。もっと食べたいな、、、と思っても基本的にはセットで来るもののみだ。
③ラウンジ朝食
ラウンジはホテルとしても少しばかり上位顧客向けな扱いであるため待遇が良い。
また大抵はレストランよりも狭いラウンジでのビュッフェとなるためメニュー数はスペースの都合少なくなる。その代わりラウンジで朝食を食べる人用のメニューなども存在。
スペースが狭い分だけスタッフもよく見ていてくれるので何か相談や頼むときも声をかけやすい。
今日は③のラウンジの朝食なんだ。
ラウンジは37Fの最上階。
今回泊まった部屋も同じ37Fなので起きて支度してラウンジへ歩いていく。
エレベーター使わなくても良いのはイイ。
昨日はエレベーター内で全裸にバスローブ&スリッパで乗って来る中国人がいたぞ。
何なんだ、、、彼らは。
ラウンジ到着、窓際席に案内してもらう。
卵料理が一品選べる。
秋トリュフのオムレツ、妻はロブスターオムレツを頼んだ。
席から数歩歩けばたどり着けるところにビュッフェ台があるので往復するのも楽。
飲み物や食べ物を取りに何回か往復。
炊き立てご飯の隣には辛子明太子や野沢菜、納豆などの飯の友。
ウインナーなどのホットミール。
奥でコックさんがラウンジみんなの卵料理を作ってくれている。
温野菜や玉子焼きなど。他には味噌汁やパン類、デザートや飲み物各種。品数はあまり多くない。
秋トリュフのオムレツ。
ロブスターのオムレツ。
これらは単品で頼んだら4000~5000円の料理。美味しい。
何回かビュッフェ台に取りに行き、卵料理を作っているコックさんの横でくさった死体のようによだれを垂らして立っていたら”食べたいものがあれば作りますよ”と言ってもらえたので、エッグベネディクトを頼んだ。
なんて素晴らしい。最高。
大満足で食事を終え、のんびり紅茶を飲んでいたら10:30のラストオーダーを過ぎてからラウンジに大勢の中国人グループが入ってきた。
そして先頭にいた血気盛んな若者がラストオーダーを説明するスタッフに大声の攻撃的な中国語でまくしたて、そのままラウンジ内へ。
後ろにいた人たちは席に案内される前に勝手に置いてある皿を持って、まだビュッフェ台に並んでいた料理を載せ始めた。
何と言う傍若無人ぶり。
以前GoTo時には割引が大きくなるこれらホテルに大勢の招かれざる客が押し寄せた。
普段はピアノの演奏がされているような大人のバーラウンジで凄まじく騒々しい一気コール、手拍子、品の無い笑い声。
そしてエレベーター内に吐かれたゲロ。
とても悲しくなって、ようやくそのイベントが終わって一安心したら次は中国人が大活躍中。
楽しい食事だったが何となく後味悪い雰囲気。
全員が悪いというわけではないがやはり中国人、目立つよね。
まぁいいか、関わらない。
ホテルステイ自体は楽しくてまた来たいと思ったよ。