一周周ってA3に戻る。
二輪免許取得後、教習所のバイクは何となく避けてハーレーやドゥカティを経て、現在CB1300を納車待ちだ。
原点回帰。
車も昔乗っていたA3だが最新版のA3になっても相変わらず良い物は良いという話。
一番の屋台骨モデルだからこそ
多分、メーカー的にもアウディのQ8やR8に少々使いづらい所があったり他社に劣るところがあっても、そう大々的に問題なる事は無い。
なんせ、乗る人が少ない。
しかしこれがアウディのA3となると話は別だ。
街中に目をやればA3くらい犬ですら所有している。
街中でA3はよく見かける。そうなると、他社に劣るところがあったり使いづらい所がいくつかあるとこれは一大事。
乗る人が多いだけに文句を言う人も多い。
このA3、このブログを読んでくれる人なら全員知っている事だがワーゲンのゴルフと兄弟車だ。しかしバッジを替えただけの車ではなく両車の味わいはかなり違う。
基本的にアウディの方が全てジェントルな方向に振ってある、、、気がする。
ゴルフRはエンジン音も盛大で乗っていてもドライバーを高揚させる要素がある。
アウディはS3やRS3であっても、やはり落ち着いたポーカーフェイスな感じはしっかり残っている。
具体的には遮音性が高すぎて室内にエンジン音が入って来ないので、たのしー!!という要素が少ない。
RSモデルであっても
快適性 6
スポーツ性 4
以上にはなってない。
595コンペなどは快適性0だ。
あの振り切り様はイタリア車の魅力でもある。
速さは裏方、あくまで静かにジェントルな車内。
そんな感じ。
自分はそう思った。
で、Q8の前はA3に乗っていたけれどとてもいい車で何一つ不満がない車だった。
コレが新型になってもやはり良かった。
アウディA3スポーツバック
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4345×1815×1450mm
ホイールベース:2635mm
車重:1320kg
駆動方式:FF
エンジン:1リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:110PS(81kW)/5500rpm
最大トルク:200N・m(20.4kgf・m)/2000-3500rpm
一番特筆すべき事はベーシックなモデルが3気筒1000ccモデルになった事だ。
自分が乗っていた2016年モデルは1400cc4気筒だった。
前作よりも後席の居住空間が広がった。
旧作は足元は紙しか入らない程狭かったが、これだけスペースがあれば大人が乗っても大丈夫。
ドアの内張も質感が高く、安っぽい感じは皆無。
汎用品ではない、アウディのデザインとして作り上げられている。
ドアノブの形もこだわったデザインに。
室内は余計な物が一切ついておらず、アップルの売り場のようにキレイ。
市街地の走行レビュー
排気量が小さくなり気筒数も減り馬力も減った。
その代わり、マイルドハイブリッドになった。
これがどうなのかという事だが結論、問題なし。
街中を移動したり週末にどこかにお出かけするのに、『こういうのでいいのよ、こういうので。』と言いたくなるほど抜群の出来栄え。
加速が遅いなんて事なく充分快速。ブレーキもよく効く。
室内は静か。不快な横揺れ皆無。純正オーディオでもそこそこ音が良い。
燃費は良い。(郊外の道であれば20km/l位)
旋回性能も高く、左右に振ってもキチンと向きが変わる。
背の高い車のように右カーブで横転、左カーブで横転なんて事も無い。
いい車ってこう言う事よね、と言いたくなる要素が満載。
反対にダメなところはアイドリングストップ。
速度が20km/h以下位になると減速している段階からアイドリングストップする。
そして完全停止でも勿論エンジンは止まったまま。
アイドリングストップが好きではないのでオフにした。
20km/h以下でエンジンが止まるのは変わらない。
完全停止したらエンジンがかかる。
前が進んだから微速前進。
25km/h位で走って20km/hまで減速したらまたエンジンストップ。その後完全停止でエンジン始動!!
これのくり返し。
頻繁にエンジンが止まったり始動したりを繰り返すので少々鬱陶しい。
ハイブリッドなのでエンジン始動時の振動等はほとんど無いけれど。
100メートル進む間に10回もエンジンON/OFFしなくていいよ!
という話。
まとめ
見た目もキレイにまとまっていてコンパクトで使いやすい。
アイドリングストップの仕様が好みではないが、それ以外は万能と言える。
色々経験して、最終的にはスタンダードなA3やゴルフで落ち着く事になりそうだ。