壊れて悲しくないのは初めて。
今回の故障という文字表示。
走行距離も6万kmを超えたが故障は全くなかったので、今回が初の故障である。
アイドリングストップのシステムの故障で、症状は自動でアイドリングストップできなくなるというもの。
これにより困ることはないのだが。
朝エンジンをかけたら突然の表示
今までは何もなかったのに、今朝はガレージから出すためにエンジンをかけたら突然液晶に表示された。
『スタート/ストップシステム故障!使用不可』
なのだそうだ。
まぁ、車も機械だし年数も経てば色々出てくるだろう。
そのうちにアウディのディーラーへいって見てもらうつもり。
普段A3に乗る時は、エンジンをかけた後に必ずアイドリングストップのスイッチを押して、自動アイドリングストップをオフにするので、ストップボタンを押さずともエンジンが止まらなくなるのは助かる。
ただ心配な事があるとすれば、単品でこのシステムの故障のみであればいいのだが、これに連鎖して他のところまで芋づる式に壊れていくのでは困る。
そこだけ心配なので、一度見てもらう必要はありそうだ。
放っておいて問題なければ、むしろ好都合なので修理しない方向だ。
この年式のA3は停車時のエンジンストップはまだいいが、始動時のタイムラグと振動がとても大きく不快。
信号が青になる5秒前くらいに意図的に始動しておかないと流れに乗り遅れて、ロケットスタートすることになる。
だから今までも使わず、エンジンをかけたらアイドリングストップ機能は停止するのである。
今後のコンピューター制御車の心配
このA3は必要最低限の装備しかないため、追従式オートクルーズ等もなし。
非常にシンプルなモデルだ。ハンドルは付いている。
今購入できるような車と今後出てくるであろう自動車は、ますますコンピューターによる制御が大きくなってくると思う。
そうなると心配なのが、こうしたシステムの不具合だ。
ドイツ車の上位モデルになると、エアコンの操作もシートヒーターの操作も全て、タッチパネルで行うことが当たり前になってきている。
ディーラーで訊いたが、液晶の文字欠けなどはおそらくアッセンブリー交換で高額になるだろうと。
そしてその交換部品だっていつまで作り続けるかわからない。
エンジンやボディは元気なのに、周辺のコンピューター部品が壊れたために手放す車はますます増えそうだ。
自分は割と飽き性な方なので長年乗ることも少ないけれど、大事にしていれば長く使い続けることが出来る車と、そもそも長い期間使うことが出来ない車では何となく乗り手の気持ちが違うと思うのだ。
ここは勿論人それぞれだが、便利と引き換えに失うものが大きい気がして何とも切ない気落ちになることがある。
大好きで毎年行っていたF1だって魅力的なサウンドが失われた今、2度と行くことはないだろう。
いくつかのメーカーには趣味車としてガソリン車も今後も作り続けて欲しいものである。