理想と現実。
大昔、自分は大好きなバイクに乗っている人を休日に眺めて『いいなぁ~。羨ましいなぁ、、、。』とアソコをくわえて見ているだけの生活だった。
そんな過去があったからこそ、自分の欲しいバイクを手元に置いておきたい欲が強いのだが、実際にそうしてみて気づいたことがある、という話。
好きなバイクが手元にある幸せ
私はバイクが好きだ。
口が臭くなるほど言っているが二輪車が好きなので四輪の趣味はその副産物に過ぎない。
昔憧れたけれど買えなかった数々のバイク。
今ならガレージもあるし、ちょっと頑張れば手に入れる事ができる。
それで、以前から気になっていたようなバイクを何台か購入して乗っているが、最近重要な事に気づいた。
3つある。
1 台数があっても乗る人は1人なのでほぼ乗らない状態が続く
2 結局何台あっても乗るのはお気に入りの1~2台
3 ガレージにところ狭しとバイクが詰まっており通行の邪魔
1 台数があっても乗る人は1人なのでほぼ乗らない状態が続く
まず今年の夏が暑すぎる。
そもそもバイクに乗れる日が少ない。
その中でせっかくの晴れとなれば家族で出かける用事もある。
月に1度しかない過ごしやすい日に1人でバイクに乗っていて良いものか、、、も含め、あまり乗る機会がない。
今している事と言えば、時々ガレージに入って蜘蛛の巣が張ったバイクをキレイに掃除している位だ。田舎なので蜘蛛が多い。
2 結局何台あっても乗るのはお気に入りの1~2台
長距離行くならVFR800F。
近場をぐるっと回って来るだけならVFR800F。
ラーメン食べに行くぐらいの用事ならVFR800F。
以上。
3 ガレージにところ狭しとバイクが詰まっており通行の邪魔に
バイクはガレージ内で車と車の隙間に詰まっているので、奥にあるバイクを出すためには手前にある車とバイクを動かさなくてはならない。
これが面倒で結局手前にあるバイクにしか乗らなくなる。
そんな現象が起こっている。
全然期待しないで買ったVFR800F。
一番のお気に入りだ。最高。VFRで10万km走ったから乗り換えと言って新型VFRを買う人の気持ちがよくわかる。
ゆっくり走ってる時の鼓動感、四輪換算で400馬力程度のほど良いパワー感。
誰にも注目されないステルス性能。
レギュラーガソリン仕様。
グリップヒーター標準。マフラーが邪魔で見えないこだわりの片持ちスイングアーム等。
これは一生乗り続ける。多分。
憧れのハイウェイキング。
最高に美しい。贅沢な気持ちになる。
シートはフカフカシートだが、意外と直立姿勢なので尻が痛くなる。
あと横幅広すぎて足が届かない涙
バイク大好きで欲しいバイクを揃えてみたものの(これからも納車される)、結局何を買ってもVFRしか乗っていない。
それじゃVFR一台あればいいじゃないかと思うが、そこが難しい。
興味ない人にはわからないと思うが、あっても乗らないが無くなると寂しいという舐めた感情に火がつくんだ。
現状年間50km位しか乗らないバイクもあるけれど、税金も保険料も払ってる。
冷静になると勿体ないが、趣味に冷静になってどうする。
そもそも車があるのに週末に1人しか乗れないバイクを買うこと自体がムダなのだから。
無駄を楽しむ心の余裕は持ち続けたいものである。
しかし、出し入れしづらい、、、。