考え方の違いが大きな差に。
人生はお金が全てではないがお金があるに越したことはない。
お金があれば大抵の我慢から解放される。
お金を稼いでる人と稼げていない人の差は何かと考えてみると、それは考え方と行動力の2点に集約されるように思える。
収入に応じた考え方と価値観
具体的にいくらからどう、、、と言うのは無いけれど体感的に収入別価値観みたいなのはある。間違いなく。
それで働く場所で価値観が決まるのかというとそういう訳でもなく、自分の考え方によって働く場所が変わるという事もあったり。
ずーっと昔アルバイトをしていた頃、それこそ時給850円とか900円とかで毎日毎日時間を切り売りして働いていた頃の話だが、そもそもこの『時間を切り売りする』という感覚が自分にはわからなかった。
本屋で働いている過去の自分に質問してみよう。
あなたは何を売ってお金を稼いでいますか?
自分はこう答えるだろう。
『本を売っている。』
と。
それでは聞くけれど、
その売っている本は貴方が自分のお金で仕入れて自分で販売しているものですか?
と聞くとそれは違うと。
本屋さんである会社が売り物の本を仕入れて会社で販売している。
そこで自分はレジの店員として働き給料をもらっている。
売っているのは表面的には本だと言いたいだろうが、
実際のところはその本屋さんに1時間900円という自分の労働力を売る契約し、売った時間に乗じた報酬を貰っている。
同じ労働体系の全ての業種に対して言える。
(一冊売る事にいくらというインセンティブ方式の場合は別になる。)
ここに意識を持って行けると次のステップに勧める。
この真実に気が付かなかったり気がつこうとしなかったり、認めなかったりと地団太している人はそこから一生抜け出る事は出来ない。
例えば当時、こんな話がバイト仲間同士で一度たりとも出たことはない。
でも今は多くのスーパーカー等に乗る友人が出来て話をしていると、彼らの大半は経営者であり、こんな類の話は日常茶飯事である。
収入別に大切にしている価値観や生き方考え方がある程度決まっており、後はその価値観を持って選択した仕事をどれほどの行動力で取り組むかによって、収入が変わってくると思う。
時給900円で生活が厳しいAさんの話
時給900円で生活が厳しいので求人誌を毎日チェックして時給950円や1000円の求人に端から応募しまくっているAさん。
家庭の事情もあるので1日5時間程度が働ける上限だが、現在時給900円で厳しい状況が950円や1000円になったところで1日当たりの獲得金額の上昇は極わずか。
それであれば専門職につけるように資格を取るとか、そもそも他に出来る事を探すとか利用できる制度も色々あるから試してみては、、、と話をしても全く聞く耳を持たない。
もう今すぐできる10円でも時給の高い仕事を探す事にしか意識がない。
それがその人の大切にする考え方だからだ。
全般的に収入が低い人は頭が固くて視野が狭い人が多い。
表面的には柔和な印象だが、こと転職等になると頑なに動かない人がほとんど。
これが世の中のサラリーマンの99%は起業準備中と言われる所以だろうか。
今までと違う価値観を受け入れる事ってすごく難しい事の裏返しでもあるけれど、その価値観でやってきた結果ずっと苦しい生活が続いた。
それならばそんな価値観を残りの人生、大切に家宝にして持ち続ける事も無いのでは、、、と思う。
ちなみに多くの成功者を見ているとほとんどの人の思考が驚くほど柔軟で謙虚、そして半端ない行動力だ。
稼ぎを分ける所って勿論1つではないだろうけれど、こんなところも大きく影響するんじゃないかなと多くの人を見ていて思うな。