人の統計。
いろんな人と関わっているとそれぞれの世代だったり年収だったり性別の統計が自分の中で出来上がる。
勿論その傾向があるという事で全員がそうなわけでない。
が、全体として間違いなくその傾向はあると感じている事の1つが今日の話。
仕事ができる人と出来ない人の差
自分の収入の低さを嘆いている男性、嘆いていると言うか会社のせいにして愚痴を言っているだけだが。
解決する気は無く、社長が改心して”自分の事を正当な評価をしてくれる”までひたすらに数十年待ち続けるのだそうだ。
自分から見てもほとんど頑張っているようには見えないのだが、本人としては大変な思いをして頑張っているのだそう。そんな彼は言う。
『収入を上げる方法は1つしかないよね。社長が正当な評価をして俺を昇給させる。それか今のまま耐え続けるか、、、。』
予想だが、会社の数は日本に1つだけではないと思うぞ。
視野が狭い例の1つ。
例えば営業社員。
客先でも職場でも共通だが年収の低い営業社員の多くは
①邪魔なところに車を雑に停め
②小汚い服装で
③靴を脱ぎ散らかして室内に入り
④勝手に他人のモノに触れたり、その上に物を置いたりする
のがどれか、もしくはフルコースで当てはまる人が圧倒的に多い。
反対に稼ぎの多い営業社員は
①どこに駐車するのが邪魔ではないか事前に確認を取り、丁寧に駐車し
②清潔感のある服装で
③靴を揃えて室内に入り
④許可なく他人のモノに触れたり、勝手に物を置いたりしない
人がいくつか、もしくは全部出来る人かそれ以上に出来る人が圧倒的に多い。
出来る人からすれば後者なんて当たり前じゃない!
と思うかもしれないけれど、そんなあなたは仕事ができて気が利く人だからだ。
多くの人と接しているとこの法則はかなりの人に当てはまる。
そして、収入の低い気が利かない人は相手が引くような事も平気でお願いするし聞くし、デリカシーも何もない。
対して収入が高い気が利く人は慎重に言葉を選び、相手の事を尊重して対応することが出来る。
勿論例外もあり、金だけはあるけれど天文学的に気が利かない人もいる。
全体的に見るとこの傾向があるという話だ。
下から上の世界は見えない
出来る人が出来ない人の世界や価値観を想像して理解しようとすることは出来る。
”きっと、こういう価値観を絶対に曲げたくないからそう言っているのだろう、、、”と相手の立場に立って尊重することも出来る。
しかし反対は不可能だ。
気が利かない人が気が利く人の気持ちは絶対にわからん。
そこには一朝一夕では身に付かない他者への配慮や思いやり、言葉選びから考え方など様々な要素が絡む。
そして気が利かない人と一緒にいる気が利く人はあまり居心地が良くない。
だから気が利く人は同じように気が利く人同士で繋がり、気が利かない人は気が利かない人同士が輪を拡大して、
『気が利かない事が当たり前』
の世界を構築していくのだろう。
これがお金持ちの友人はお金持ちであり、貧乏人の友達は貧乏人である事の1つの原因だ。