見えるのは地元愛。
グンマーに移住してもうすぐ10年くらいになるのだろうか。
土地勘は勿論、いろんな事が分かってきたが、まだ群馬弁にはなっていない。(多分)
割とネタにされるグンマーこと群馬県だが、県の魅力度ランキング40位には知事も黙っていられず、検証チームを発足させたという。
都道府県別魅力度ランキングに物申す
群馬県を含む北関東3県は、民間調査会社「ブランド総合研究所」(東京都)が発表する、都道府県魅力度ランキングにおいて最下位争いの常連なのだそうだ。
知らなかった。
それぞれどの都道府県にも魅力はあるため、ランキングにすること自体が難しい気もするのだが、今回は過去最高の40位だったとしても群馬県知事、黙っちゃいられなかったそうだ。
ランキングに“異議あり”――。
群馬県の山本一太知事は22日の定例記者会見で、民間調査会社「ブランド総合研究所」(東京都)が発表する都道府県魅力度ランキングについて、県庁内に検証チームを発足させたと発表した。
今年度のランキングは過去最高の40位だったが、群馬を含む北関東3県は最下位争いの常連。検証チームが調査手法の妥当性や信頼性を分析するとしている。
チームのメンバーは、戦略企画課データ分析・活用推進室長をリーダーに、同課と秘書課、メディアプロモーション課、観光魅力創出課の職員で構成。専門家の意見も踏まえて統計学的な妥当性の検証や、他のランキングの調査方法との比較を行う。同時に、知名度アップの課題を見つけて対策を検討する。
山本知事は「魅力度ランキングではなく知名度ランキングだ。住みやすさ、安全、豊富な観光資源などさまざまな価値を考慮せず、信頼性に欠ける」と指摘。観光産業や経済への影響を念頭に「実際の魅力度を反映していないことをしっかりと検証してオープンに反論したい」と述べた。
都道府県魅力度ランキング「信頼性に欠ける」 群馬知事、検証チーム発足
検証チームまで発足させる本気ぶり
群馬県で有名なところといえばどこが思い浮かぶだろうか。
個人的に思い浮かぶのは山。
そして温泉。
草津温泉を筆頭に県内各地にあちこちに魅力的な温泉が湧いている。
温泉で草津以外に個人的にオススメなのは、泥みたいにまっ茶色な赤城温泉だ。
だいぶ山に上らないと入れないが、浴槽に温泉成分がたっぷりと固着した、これぞ高濃度な温泉はとても素晴らしい。
ツーリングロードでは白根山の脇を通る志賀草津道路や、嬬恋パノラマライン、利根沼田望郷ラインなど素晴らしい道はいくつかある。
世界遺産に登録された場所もあり、物価も安く住みやすい県ではあると思う。
実際、グンマーネタの書籍はいくつか出ているが多くの群馬県民は、ネタにされる事を好意的に受け止めているようにすら見える。
しかし、県のトップともなると受け取り方は違ったようだ。
チームまで発足し対策を検討するというのだから本気である。
まとめ
実際、行楽シーズンともなるとインターの出口は群馬を訪れた車たちで大渋滞となる。
ランキングなんか関係なく、みんな来ているのだからいいじゃないかと思うのだが、捉え方は人それぞれ。
群馬県民は地元愛が大きいと言われるが、こうした行動も地元愛があるからこそだと思うのである。