haiwei
契約時には店に無かった車両が届く。
このご時世、特に限定モデルともなれば確認して試乗して検討して購入、、、なんて優雅なステップを踏んでいる時間は無い。現車はなくても、試乗せずとも『買うのか、買わないのか』の二択を即決せねばならない。
で、契約後自分の購入したシリアルナンバーが入ったハイウェイキングが入庫したそうなのでお店に見に行って来た。
機能美と造形美
自分が思うモノの美しさには2種類ある。
1つは多くの雲上時計に象徴される造形美。これでもかと手が入った彫金から細部の仕上げまで、どこを見ても妥協が見当たらない美しさそのもの。
これは美しいを代表する造形美だ。
そしてもう1つ。
見た目の美しさというよりも機能的な美しさ。
徹底的に人に寄り添い、人の手足となり完璧に補助して人の活躍を助ける存在。
例えていうなら国産のソーラー時計やクオーツ時計各種が相当する。
今回購入したハーレーのハイウェイキングは自分の中では完璧な造形美。
乗らなくてもそこにあるだけで良い、存在しているだけで価値があると思える美しさを持った走る美術品。
昔のフェラーリでも言われていた走行機能付きオブジェ。
見た目がとにかく好き!もしこれで走りがイマイチでもそこまで落胆はしない。
反対にホンダのゴールドウイングなどは機能美の象徴のバイクだと思う。
追従式のオートクルーズ、アップルカープレイ、9速DCT、エアバッグ、シートヒーター、グリップヒーター、電動調整式ウィンドスクリーン、、、先進装備や特筆する機能は上げればキリがない。
が、見た目は多少ビッグスクーターのような風貌になっているのは否めない。
これは機能美。
見た目の美しさではなく機能面の美しさの集積が魅力的なバイクだと思うんだ。実際、あまりに優れた機能面にどのメーカーも追従できずゴールドウイングにはライバルが存在しない状態になっている。
(ホンダが常識外れに無茶苦茶するので呆れて手を引いてる感さえある。)
さて、こんなところで自分のハイウェイキングを見に行ってくる。
購入したハイウェイキングの公式の写真。
反対側。
二色のカラーバリエーションがある。これがマゼンタ。
ハーレーのイメージカラーであるオレンジ。
見た瞬間から自分はマゼンタに決めた。買うならこれ。
ディーラーで店内の目立つところに展示してあった。奥においてあるオレンジも既に成約済。発表されて一瞬。
フロントウィンドシールドは反射しているのではなく半分がボディ同色に塗装されている。フィルムかと思ったら色が塗られていた。
フィルムだったら剥がれてくるな。。。と思っていたのでこういう手を抜かない所は最高。
ボディの他金属パーツは全てがクロームメッキされ、てっかてか。
ハンドル周辺。
ガッツリとクロームメッキされた感じが所有欲を満足させてくれる。
ホワイト&ブラックのレザーシートの後ろにある装飾用金属モールもクラシック感出て良し。
左右にあるサドルバッグは真っ白ではなく象牙色。
けっこうシート高あってつま先ツンツン。
ガレージ内でBorn tu be wild聞きながら車のメンテしてて、ハーレーが無い事に気づいたのも購入理由の1つ。
ハーレーが入って運ばれてくる箱の残骸。軽自動車くらいの大きさ。
さていくつかのカスタムパーツを注文したので、それを取り寄せて取り付けしてもらう。同時に登録作業と納車整備作業をしてもらってからの納車。
6月末頃には納車にする予定で頑張ってくれるそうなので期待して待ちたい。