視野を広く。
まぁ人それぞれだからね。
結局多くの人が都合が悪くなるとこのセリフを使うが、人それぞれと言うものの『それぞれ』の中身に関しては天文学的な開きがありますよというお話。視野を広くして、自分の人生を充実させていこう。
私のそれぞれとあなたのそれぞれ
人生の目標と妥協点について考える事はよくある。
自分の場合はこうだ。
自分の好きな車やバイクを何とか維持できてかつ楽しめて、ムカつく上司の顔色を窺って過ごす生活や毎日会社にこき使われて働く生活さえなければ多くは望まない、と。
周りにはチョコレートでも買うかのように車を買い替えたり、スーパーカーやクラシックカーを50台近い台数を所有する人もいる。
この車は3億だから消費税で3000万円も払ったよ～、なんて笑って話していても、自分はそこまでになれない事はわかっているし、そもそも目指しても無い。
もし目指したとしても、今のままではその生活は出来ないので現在の生活に壮大なテコ入れをする必要がある。
自分にはもう向上心はない、人生を諦めている。
これ以上伸びしろが無くなってもいいので、また苦労して眠れない日々を過ごす事が嫌なんだ。
自分のできる範囲の事とそうでない範囲の事は理解しているつもりだ。
足るを知る。
多くは望まない。
最低限自分の欲を満足させられる程度の趣味があるのでもうこれで充分。
自分の中での下の生活は毎朝アホの上司に怒鳴られる、月曜日が憂鬱で仕方ない生活で、上の生活は毎月車を買ったり船や飛行機の趣味もある人の生活。
これが自分のなかの『それぞれ』の範囲なんだ。
これらを見た中で自分の出来る範囲で人生の取捨選択をしている。
人が変わるとこんな話もある。
『私は今平社員だけどさ、そりゃ昇給したいとは思うよ。でもそれには責任が伴うし、係長とか課長とかになればいい生活できるよね。私は軽自動車でヒイヒイいってるけれど、課長なんてアクア新車購入だしね。上の人間は違うよね。
羨ましいしたくさん貰ってていいなと思うけれど、まぁ人それぞれだよね。お金は欲しいけどそこまでの責任とリスクは、、、取れないかな。』
それぞれの中身、下から上までの範囲が狭すぎる。
30cm定規の1mm～2mm位の範囲でそれぞれしかないように見える。
15cm位までは見ようよせめて。
視野を広く
世の中は広いんだ。日本だけでも知り尽くせないくらい広いけれど世界に出ればもっと広い。自分が執着していた事がアホに思えてくる事がたくさんある。
たくさん外に出ていろんな経験をしよう。
自分のそれぞれを充実させてから、それから自分の生き方を決めてもいいじゃないか。
世の中にはまだまだ知らない事があるんだぜ！
まずは自分が勤めている会社以外にも会社って存在してるってことを知ろう。
会社に勤めてない人もいる。
いろんな人がいていろんな価値観があっていろんな生き方があるんだ。
まずはそれを知ろう。
話はそれからだ。
