のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

ガヤルド納車されて4カ月の心境と感想。

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段々感動が無くなってきた。

 

ランボルギーニガヤルドが納車されて4カ月がたった。

4カ月たった今の心境や車の感想についてまとめる。当然だが納車された当時の興奮と感動はだいぶ薄らいできている。お気に入りには変わりないが。

 

 

 

気温の上昇によりギアが入りやすくなる

冷間時は自分と同じく動き出すまでに時間がかかる。

朝起きても布団から出るのに1時間から8時間かかるように、ガヤルドも走り出してしばらくは変速できないほどギアが硬い。

360モデナの時も冷間時、20分くらいは2速に入らなかったのでこの頃イタリア車はこんなものだろうという認識。

 

ガヤルドは更にその上を行っていて、冷間時は1速と2速に入らない。

何とか1速に入れてガレージから出すと、その後しばらくはどんなに長い信号でもギアを『N』に入れてはいけない。

青信号になっても1速2速に入れられず後ろに大渋滞を作る事になる。

 

踏みがいのあるクラッチを左足でお姉さん座りのまま踏み続けるのみだ。

 

そうそう、このガヤルド左ハンドルMTなのだが、足元のABCペダルが全て右に寄っているため強制的にお姉さん座りになる。

 

体を常時ねじったような姿勢で運転し続けることになるので、ダメージの蓄積が早い早い。

 

例えばマツダやスバルなんかは賢いので車を作る時にまず乗車スペースを作るだろう。

そして周りを作っていくと思うのだが、この頃のイタリア系の車は逆。

 

まず車のデザインを作りそこに巨大なエンジンを無理やり載せる。

余ったスペースにシートとハンドルをつける。

 

この精神を腰痛と共に全身で感じる事が出来る。

この車を走らせた後は腰が痛い。

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最初の頃の感動はだいぶ薄れる

ガレージにガヤルドがある喜びから、段々あるのが当たり前の光景になって来た。

最初の頃の感動も薄れ今では洗車もそこまで気を使わなくなった。

そして乗る時の用途もかなり限られる。

 

任意保険の加入者が6割という恐怖の実態を踏まえると、車を出先で長時間駐車場に放置して楽しむ事など不可能。

そうなると目を離さずに置いておける場所にしか出かけない。

安心して置いておける場所もそう多くは無いので、同じようなところをグルグル走るのみだ。

 

また2人しか乗れないので家族で出かける時には使えない。

1人で楽しむ専用の乗り物なので週に1回1時間ドライブするのが今の主な使い方。

 

車高が116cmと低く、ドアを開けて手を伸ばすと手のひらを道路に置ける位低いので街乗りは大変。

縁石も近寄ると運転席からは全く見えないので街乗りに使うのは最高に疲れる。

 

車自体も高速用のセッティングになっているようで100km/h以下の走行は全く楽しくない。むしろ苦痛。

 

これは他者の目にも明らかで、先日一緒に走った友人も後ろから見ていて高速道路に入った瞬間車が生き生きしているように見えたと言っていた。

 

天気の良い週末に高速道路を使ってショートドライブするのが今の主な使い道だ。

 

それ以外の用途は、、、無い。

 

 

僅かに不満もあるけれどやはり良い

上記に書いた通り、ガヤルドの維持管理や運航に関しては極わずかな欠点もある。

天気の良い週末に高速道路を使ってショートドライブするしか使い道が無いのに、どんな車よりも大食い(2.5km/l)で自動車税も10万円を超え維持費がかかる。

 

究極の無駄の塊だが、贅沢と言うのはそもそも必要充分から溢れた部分の事だ。

 

これで良い。

 

天気の良い週末に5000ccのV10エンジンをマニュアルで操作して、高速道路をランボルギーニで駆け抜ける。車好きにはたまらない瞬間だ。

 

ガヤルド出撃1回、1時間で使ったガソリン代と高速代を計算すると6000~8000円ほどになる。

 

本当に無駄なんだ。

 

好きな人には是非手に入れてもらいたい。

手洗いやトイレを流すたびにミネラルウォーターで流している位無駄な気持ちが味わえる、最高の瞬間を味わって欲しいと思うぞ。

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