経験に勝るものは無い。
旅行に行ったり初めてのお店に行ったり、新しい仕事にチャレンジしたり。
経験から得られる事が一番大きい。
どんなにそれについて勉強したって一度でも実際に経験した人にはかなわないんだ。
まさに百聞は一見に如かず。
モノではなく経験を買うという発想
お金持ちになりたいとか成功者になりたいとか、そんな話をする人に会うと自分は大抵高級ホテルに宿泊する事をお勧めする。
理由は簡単で、たった数万円位で本当のお金持ち達がいる世界で2日間過ごすことが出来る。
お金持ち達がどんな車で来て、何を着て、どんな時計をしていて、どんなバッグを持って、どんな姿勢で話しているかを見ることが出来るんだ。
そして彼らが過ごすホテルの天井の高さやホテルの香り、接客サービス、料理のクオリティやホスピタリティを自分達も同じように体験することが出来る。
これらを経験することで明日以降、お金持ちの世界をリアルに想像できるようになるんだ。
経験したからこそわかる事で、経験したことが無い人は”自分の中の勝手な”お金持ち像を作り上げているので、一生本物を知ることも近づく事も出来ない。
『Aの軽自動車はスライドドアで使い勝手がいいけれどBの軽自動車はスライドドアではない分だけ使い勝手はいまいち。でも見た目が良いんだよな、、、。どうしよう。
お金持ちだったら両方買うんだろうけどな、、、いいなぁお金持ちは!!』
大抵のお金持ちはどちらも買わないだろう。
米国の公認会計士の午堂さんも同じ事を言っている。
自分をレベルアップさせるのは「経験」だけ
普段から「モノ」より「経験」を買う、という発想は大切ではないでしょうか。
モノを買うのは簡単です。モノはたいていの場合、お金さえ払えば、誰でも同じ効用を得ることができます。
ポットを買えば誰でもお湯が沸かせるし、テレビを買えば誰でも同じ番組を見られる。しかし経験は、自分オリジナルの発想をもたらしてくれます。
たとえば以前、フィリピンに滞在したときのことをコラムにしたことがありますが、このときに感じたことはモノでは得られなかったでしょう。もちろん、原稿料として収益になることも。
モノが自分をレベルアップさせてくれるというのは、たとえば音楽家にとっての楽器などは考えられますが、私たち一般人ではまれです。
自分の価値観やその後の人生を大きく変えてくれる要素は、やはり経験です。
また、洋服やスマホなどは、たいてい数年でその役目を終えますが、経験は、私たちの人生の中で、長期にわたって影響力を及ぼします。
あるじゃん(All About マネー)
金持ち体質は「モノ」より「経験」を買う?
お金が無い時からあちこち出かけていたという事
自分は人並みの生活すら出来ない頃から興味がある場所にはどこでも出かけていた。
それこそ、借金をしてでも。
すると今はある程度自分の望む生活に近づくことが出来た。
反対に毎日同じ事を延々と続けていた時期もあったんだ。
朝起きて仕事に行って、深夜に帰ってきてネットサーフィンして寝る。
また朝起きて仕事へ行って、、、、
これを無限に続けていた。
するとどうだろうか。
自分のただでさえ狭い世界がさらに、小さく狭くなっていく。
職場と通勤電車と家しか、自分のストーリーには存在しない。
最高につまらない人生だと思ったんだ。
だから無理してでも出かけるようにした。
10年以上前、鈴鹿にF1を見るために金銭的にも無理して行った。無理して行ったので宿泊費なんか捻出できるわけもなく当然車中泊だ。
食べる物にも困った。駐車料金も高くて悶絶した。
車内は暑くて寝苦しくて死にそうだった。
でもレースは最高で来年も来たいと思った。
次はもっと楽に来たいと、、、。
これがモチベーションになる。
先日、鈴鹿にレーシングデイズを見に行くために3泊4日のスケジュールで向かった。
たった20分のF1のデモ走行を見るためだけに行ったようなものだが、体力的な負担を軽減して鈴鹿に行きたいという10年以上前の目標を達成している。
それにF1グランプリのチケットは10万円位するので、それに比べればそこまで大ごとな金額ではない。
これも色々が超高額なF1グランプリを経験したからこそ、そう思えるんだ。
いろんな経験をしてみよう。
失敗した事も数年経つと笑い話になる。
毎日、家と職場の往復をしているだけだと人生の楽しみを大量に逃してしまい勿体ないぞ。
これはお金のある無しではなく、完全に本人の意識の問題なので。
経験によって世界が広がっていく。
反対に経験が少ない人は視野も狭い人が多いように見えるんだ。
今からでも遅くない。
いつかいつか、、、と言わず、今週末にでも実行してみよう。