娘の遊びから。
10カ月の娘は日々全力で生きている。
本当に全力そのもの。
明日のために今日はもう寝ようとかなし。体力が尽きる瞬間まで興味の限り遊びまくっている。
そんな娘を見ていると自由な発想、生きること、人生を楽しむことの大切さを改めて考えさせられる。
家のおもちゃを逆さまに置く娘の行動から
お祖母ちゃんが買ってくれたナスの家のおもちゃ。
『家の屋根は上』という概念が無い娘は遊んだ後は屋根を下にして置く。
毎回こうやって置くんだ。
すごくユニークで面白いなと思って見てる。
だから親である自分も敢えて正しい向きに直すことはせず、このままにしておく。
勿論知らないから、って言う事もあるけれどこれってすごく面白い発想。
こういう発想や想像力って大人になっても大切にしたいところ。
先日ある経営者と話していた時も話題に出たのだけど、相手の気持ちがわからない人やわかろうとしない人。想像力が乏しい人がとても多い気がすると話していた。
人生には何パターンも生き方ががあって、それこそ見たことも聞いたこともないような生き方もたくさんある。
学校で勉強して良い学校に入って、一流企業に入って、、、勿論素晴らしい事だが、それだけが人生ではないしそれが出来なかったからといって、自暴自棄になる事もない。
生き方は人それぞれだ。
当初目標にしていたモノが手に入らなくなるという事は、また新たな別のモノを手に入れるチャンスなんだ。
例えば人生において、目の前に大きな壁が出て来た。
その時はどうする??
右から周ってみよう、道があるかも。左側は??
のぼってみる??
穴を開けて見る??
地面掘ったら向こうまで抜けられるんじゃない?
ロケット作って乗り越えようよ。
向こうの誰かに引き上げてもらおう。
他にも選択肢なんていくらでもある。
でも、目の前に大きな壁が出て来た。
『もう無理だぁ、、、。せっかくここまで頑張ってきたのに、、、。』
という人が多くて、、、という話だったのだ。
全力で遊び続ける娘の姿を見るとわかること
1歳にも満たない娘はマジで全力で毎日遊んでいる。
汗だくになって遊び、時には豪快に倒れて泣き、それでも何度失敗しても何度も気になるところへ挑戦し続ける。
ソファにのぼりたくてつま先立ちになって、登るためにソファの縫い目に噛みついてみたり、縫い目に足の指をねじ込んでみたり、もう見ていて感動するレベルの挑戦しっぷりだ。
真顔で歯を食いしばって本気で取り組んでいる。
だから、出来ない事が出来るようになるまでの期間が短い。
あっという間にできるようになる。
大人になって寝る時間も忘れて、夜通し夢中になって打ち込んだことはあるだろうか?
来る日も来る日も毎日全力で打ち込んでいると、出来ない事もいつの間にか出来るようになっているものだ。
大切なのはその挑戦する心を忘れない事。
小さい子どものように余計な事は考えず無我夢中になって取り組んでいると、いつの間にか身についているもの。
発想の自由さ然り。
小さな子どもから学ぶことはたくさんある。
自分は毎朝目覚ましをかけて早起きして、会社に行ってやりたくもない事をやって、悪くもないのに上司のミスを他人に謝らされて、遅くに帰ってきてYouTube見て寝るという生活を辞めた。
絶対にそんな生活を続けるのが嫌だと思ったので、そうしなくてもいいように全力で取り組んだ。
今では欲しいものは一通り手に入ったのでがむしゃらに頑張ってはいないけれど、興味ある事には全力だ。
10カ月の娘を見ていると『全力で生きている』という感じがして、とても大切な気持ちを思い出させてくれる。
今後、この子の発想や自分で決めたことは極力尊重して引き続き、全力で人生を楽しんで欲しいと思う。