忙しさ自慢は確かに存在した。
ここ何年かでお金持ちの価値観も随分と変わった。
以前は忙しさがお金持ちの象徴みたいな言われ方も確かにしていたのだが、最近のお金持ちの多くは暇が一番の自慢だ。時代の変化に伴ってお金持ちの価値観も変わってきているようだ。
実際に会った旧タイプのお金持ち
実際に会ったことがある人でこんな人がいた。
会社経営者で自他ともに認めるお金持ちだ。ただ連絡をとって会いたいという話をしても
『今週はもう無理だなー、、、。来週も金曜日に15分だけなら、、、、。いやー、ここも無理だなー。今月は予定がいっぱいでどこも空きが無いから、来月以降で今から言ってもらえれば空けられるかなー!!』
勿論本当に予定があるのだと思うけれど、予定でどこも埋まっているとそう言っている姿はどこか誇らしげだ。
ちなみに翌月に面会し、先月の金曜日は何をしていたかときけば『その時はコレと言って予定はなかったと思うが、犬の散歩とかしていたかな!』
という事だった。
話を聞いていると、犬の散歩や納豆をかき混ぜる時間もスケジュールに入っている可能性がある。
これが良いとか悪いとかではなく、このように自分は予定がいっぱいで暇なんてないんだよと誇らしげに話すことが、今回の旧型お金持ちの価値観の現れだと思っている。
反対に新世代のお金持ちは暇のアピールが自慢になってくることが多いのだそうだ。
旧世代は「忙しさ」を自慢するが、新世代は「ヒマ」を自慢する
旧世代の富裕層は、自分がどれだけ多忙であるかを周囲に自慢する傾向があります。たとえば「昨日は徹夜した」「あちこちへ出張した」「こんなに打ち合わせが多かった」などです。一方、新世代の富裕層は「1日これだけしか働いていない」「寝てても稼げている」「打ち合わせはZoomで十数分だけ」など、労働時間の短さを自慢します。
これは良い悪いではなく、世代間による労働観の違いなのかもしれません。旧世代は、人一倍努力して成功した世代ゆえに「労働は美徳」という価値観があります。一方、新世代はがむしゃらに働くことを良しとせず(もちろん必要な時はやる)、むしろいかに効率的に稼ぐかを意識しています。
ただしこれは「怠ける」とは根本的に異なり、見た目はのんびりでも、彼らの頭脳はフル回転していることがほとんど。では何を考えているかというと「どうすればこのビジネスを仕組み化できるか」についてです。
旧世代とは全く違う!「令和の金持ち」の働き方・稼ぎ方
AllAboutマネー
ネットの普及により新しい稼ぎ方が増える
代表的なのはユーチューバーだがユーチューバーは儲かるという話が広がり、多くの人が参入した結果広告表示が大変な事になってしまった。
昔は自分も見ていたが、今では時間の無駄なので一切見ていない。
この人何でこんなに稼いでいるのだろうか??
そんな人が確かに増えている。
以前からも存在したが最近はより一層増えている。
コーンズのフェラーリの購買層でも一昔前は2番目に多い購入者の職業が医師で、第一位が『何やってるんだかわけわからない人』だと聞いたが今も変わりないのだろうか。
新世代のお金持ちは暇を自慢するのが主流。
確かに使える時間が多い方が魅力的に見える。しかし、Zoomと言われてもギターのエフェクター位しか思い浮かばない自分には無縁な世界だろう。