暑くて行けなくなる前に。
割と最近も車で行ったばかりなのだが、バイクのハイシーズンはそろそろ終了するので、その前に一度行かねば!と思って今日行って来た。
硫黄臭がダイレクトに吸い込めて良い。
行ける時に行くべき
志賀草津道路の美しい景観を作っている原因の1つに、間違いなく活火山である白根山の存在がある。この火山の影響で美しい景観は勿論、嗅覚を猛烈に刺激する硫黄の香りが充満している。
しかし、これはもろ刃の剣でもある。
この活火山、結構な割合で活動している。
昔の近所に住んでいたオヤジくらいは噴火しやすい。噴火はせずとも常時頭から煙を出している姿は同じだ。
そうなると、火山の警戒レベルが上がってしまい志賀草津道路は通行止めになってしまうのだ。
天候や気温がどうとかの以前の問題。
だから、春夏秋とこの③シーズンで行ける時は行っておいた方がいいのである。
後は、5月も後半になると倒れるくらい暑くなってくる。
寒い所出身の自分は暑さ耐性はマイナスまで行っているので、4倍の早さでHPが減っていく。
子どもの頃、真夏の平均気温が23度くらいの環境で育った自分にとって、グンマーの40度前後の気温は耐えられん。
さて、土曜日の朝。
午前10時の早朝に目が覚めたので、これから支度をして出かけよう。
自宅から榛名山をのぼる。
湖畔をのんびり走り抜けて裏榛名を降りる。下ったら道なりに行くと八ッ場ダムふるさと館。ここで小休止。ここまで約40~50kmほど。
週末の道の駅はバイクで賑わっていて活気がある。
ハーレーのシートは肉厚でいいなぁ。
ここまでの道の時間と楽しさは前を走る車の速度に大きく影響されるので、遅い車につかまると色々疲れる。
途中までのぼってきた志賀草津道路。
ビューポイントがいくつもある。
今日はシートバッグを持って来た。
寒くなった時用の防寒着、飲み物、カメラ、ハンカチ、ティッシュ、マスクなど。
お土産も買って帰ることが出来る。
出先でお土産買ってもファスナーで拡張も出来るし、本体の取り外しも簡単。乗る時に回し蹴りしてバイクを倒さないようにすれば最高のシートバッグだ。
一番活躍中!
TANAX タナックス エアロシートバッグ2 ブラック MFK-142
タナックス(TANAX) エアロシートバッグ2 モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-142 可変容量12.5-18.5ℓ
バイクも多いが、自転車も多い。
結構なスピードで駆け下りていく。上から見るとサーキットのような道だ。
豪快な山の斜面と共に。
写真じゃ伝わらないけれど、実際現地に行くとどひゃーってなるのよ、マジで。
スケール感大。
最高!
それじゃさらに進む!
雪の回廊が見える場所。
雪も段々溶けて汚れてきた。キレイな写真を撮るなら開通直後がオススメ。
標高も1000メートル台後半に。
あそこが左右雪の壁に挟まれた道。
雪壁の高さはもう2メートルない。
今日は硫黄臭が強い。
前回チビディで来た時よりもモクモクしている。
景色最高。
寒そうに見えて結構暑い。日差しが強烈。
この先長野県へ、、、の手前で戻ってきた。まだスキーをやっていて驚き!
スキーヤーの隣をツーリングライダー達が走り抜ける。
安定感がありそうだ。
さて、邪魔にならないよう帰ろう。写真だけ撮って戻る。
日本国道最高地点から。
土日は人が多い。
安全運転で下る。下りの峠道で遅い車に捕まると、前傾姿勢なので手首のダメージ大。疲労感がグッと増す。
ゆっくり走るのは悪い事じゃないから、後ろに渋滞しているときは譲って欲しい。
草津温泉エリアに戻ってきた。
俺は温泉まんじゅうはちちやではなく、松むら饅頭派。
シートバッグがあればこのまま放り込んで持ち帰れる。
こうやってお土産買うかもしれないような遠くに来るときはオススメだ。
バイクで来た志賀草津道路だが、やっぱり素晴らしかった。
多くの趣味車も走っていて見ていて楽しいが、純粋に景色や走りを楽しみたいのならやはり平日に来るのがお勧めだ。
上に上がる時もカタツムリよりも遅い車に捕まったが、こうなるとグッタリしてしまう。
来れるタイミングがあれば是非とも来て欲しい道だぞ。