のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

草津温泉佳乃やへ行って来た。~後編~

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草津温泉佳乃やに宿泊に来た旅行の後編なのだ。

 

予約した佳乃やにチェックインし、旅館の温泉を堪能。体も温まったので、夜の草津温泉街を散策に出ていこうと思う。

観光地として整備されている草津温泉は、自宅からそれほど遠くなく、気軽に足を延ばせるとても良いスポットなのである。

 

 

 

観光客の数は前回来た時よりも少なめ

今日が土曜日ではなく金曜日という事もあるけれど、前回も同じく草津温泉のきんだいペンションに宿泊に来た時よりも、観光客の数は少なめ。いわゆる三密は十分に避けられている。

当然外に出るときはマスクをして、密を避けて動くようにしている。

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 自宅を出て草津温泉に来るまでは雨が降っていたが、今は雨はやんでいる。

散策するのに雨が降っていないのはありがたい!
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湯畑はライトアップ。

浴衣姿の人が多く、みな宿泊客だと思う。

今日は硫黄臭が強めで、この香りが温泉情緒を高めてくれる。硫黄臭の強さは日によって違う。雨が降った翌日は湯量も増えるのだそうだ。
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様々な色にライトアップされ、見ていて楽しい。
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熱い源泉の温度を冷まして各旅館等にまわすみたい。
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青い光に照らされた湯畑。
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湯畑周辺を散策。

街並も割と統一されていてキレイな草津。軽井沢などと同じく、セブンイレブンも茶色い文字に変更され、街の雰囲気に合わせた色になっている。

 

日本はこうした『色彩的なセンス』に関して非常に疎い。

それを象徴するかのように、日本車も見るも無残なデザインやカラーリングばかりである。

 

単体で何色が好きもいいが、全体で統一感を出すことで広く美しさを訴えることが出来るのだ。せめて自分自身はそういうことがわかる人間になりたい。
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建設途中の階段。

初めて通る道を通って探検する。チェックイン後に入浴した佳乃やの温泉だが、時間が経ってまた涼しくなってきたので、共同湯の地蔵の湯に向かう。

 

草津温泉共同湯は10か所以上あるのだが、観光客のマナー問題だったり、コロナウイルスの問題だったりして観光客が入れる共同湯は3か所くらいしかない。

 

非常に寂しい限りだが、管理しているのは草津の住人だ。ここに住んでいる人たちからすれば看過できない問題も多いだろう。
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地蔵の湯。

草津共同湯は風情があり大好きだ。シャワーもシャンプーも何もない。あるのは浴槽一つだけで、そこへかけ流しの湯が注がれ続ける。木で作られた浴場内は天井が高く、白濁したお湯が張られている。
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地蔵の湯の湯口。
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天井はとても高いため湯気で充満していない。
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お湯が白濁しているのは湯が劣化しているからそうなるのだが、草津の源泉は湯温がとても高い。鮮度抜群の透明な湯(煮川の湯や白旗の湯のあつ湯)などは常人には入ることが出来ない45度~の温度である。

 

ほどよく劣化したくらいでも十分楽しめる。

 

草津の人たちは共同湯へ来ることが日常になっている人たちも多い。その人たちは面識の有無を問わず、挨拶をする。

 

共同湯に来たら先に来ている人たちへ『こんばんは』

②温泉から上がって浴室を出ていくときは『おやすみなさい』

 

最後の1人にまで残っていた初対面の自分に対しても言ってくれる。

もちろん自分も『おやすみなさい!』と言い返す。

なんだかとても心が温まるし、こんな文化は周りにはないので羨ましいとさえ思う。

 

20代の地元の若者から高齢の方まで、みんな挨拶をしあってこの草津のお湯を守っているのだ。本当に素晴らしいし、これからも守っていかなくてはならない文化だと思う。

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心と体が温まった後は西の河原公園へ。
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ここはバチェラージャパン2で散策シーンで使われていた道である。
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西の河原公園もライトアップされ、日中は地獄のような風景だが夜は幻想的に変化。
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時間で変わるライトアップを楽しみながら散策。

非日常を味わえ、とても良い時間になる。
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歩き回って帰ってきたので旅館でまた温泉へ。本日3度目。

 

金曜日の夜に温泉に入って散策して寝る。

言ってしまえばたったそれだけの事なのだが、たったこれだけでとても幸せな気持ちになるし明日への活力にもなる。

 

いまはコロナの影響もあり、あまり遠くに行くのは躊躇われるが、いずれ落ち着いたら県外の温泉地へも行きたいと思ってる。

 

夏だから暑いと言わず、温泉旅行は心と命の洗濯におすすめ!

 

以上、草津温泉旅行でした!
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