泉質主義はホント。
違う温泉にも行ってみるものの、草津温泉の高濃度なお湯に比べるとタンパクに感じてしまう。勿論酸性泉であるが故、入浴後肌の弱い自分は翌日には皮がむけてしまう。
しかし、それもまぁ新陳代謝を促すってことで前向きにとらえて、楽しんでいるところ。
前回宿泊した佳乃やから30メートルほど
先週は軽井沢の温泉に行って来た。ここは泉質自体は良い物ではなかったが、スーパー銭湯的なサウナや水風呂、ジャグジーや露天風呂と”お風呂の設備”で楽しめるホテルであった。
そしてその前には、草津温泉の佳乃やに宿泊に来ている。
佳乃やも小さいながらも過ごしやすく、オススメの温泉宿であった。
今回はその佳乃やから歩いて30メートルほど、というか向かいにある『お豆の小宿花いんげん』という小さな旅館にやってきた。
和菓子屋さんが隣にあり、そこと同じ母体が経営している。
入って良いのか迷うほどの狭い路地へ入ると、そこには今回の宿花いんげん。
そして、隣には6台ほど停められる駐車場があるが、到着時には満車。この場合、草津の共同駐車場に停め翌日に駐車場の10時までの割引券をもらう。
電話の案内を受けて共同駐車場へ。
荷物を持って歩くこと3分。急坂を下るとそこに今日の宿はあった。
古い建物をリノベーションした作り。花いんげんという名前の通り、豆をモチーフにした宿で徹底的に豆攻めで来るユニークな宿だ。
チェックインして色々書く。
Go Toキャンペーン書類やコロナではありませんの書類。そして検温等。
チェックインを済ませると、食堂に通されウェルカムドリンクのサービスがあるのだと言う。ワクワク!
自分で餡を詰める手作り最中。
最中の皮は焼き上げた香ばしい香りがする。
この餡が何を使ってどうしたものだとか、丁寧に説明してくれる。
全て忘れたが。
そして抹茶。
やり方も説明してくれるが、妻が茶道部だったと話をしたら、奥さんに聞いてくださいねと。
グルグルかき混ぜてとりあえず完成。
そして先ほどの最中。
最中の皮の上に投下!
いんげん豆風の最中の皮で蓋をする。
完成!
最中と抹茶を頂き、ホッと一息。幸せな時間。
建物内は天井が低く、ホント昔の建物なんだろうなと思うが、あちこちリフォームしてありオートロックも付いている。
掃除も行き届いている。
左からレモン水と梅&レモン水、そして右の緑のが謎。
エスプレッソマシンがあり、飲み物は24時間自由に楽しめる。
赤いボックスには氷。
2階の部屋に上がる。
8畳くらいのコンパクトな部屋にローベッドが2つ。
壁紙も畳も新しいので快適だ。
エアコンもある。
ちと狭いがまぁ大丈夫。
新しい障子。
入り口にはハンガー5つ。他にはタオル掛けなど。
この宿の最大の魅力は4つの貸切風呂。
湯畑から引いた源泉かけ流しのお湯が4種類のタイプの浴槽に注がれている。
宿泊者はどれでも入り放題。
予約はできないので、来た時に空いていたら入れるというシステム。
空いていますという札をひっくり返して入浴中に。そして内カギをかけて使う。
女将セレクトのシャンプーセットもあり、好きな物を持っていける。
妻は楽しそうにどれがいいかな~!と選んでいた。
俺は泡立てば何でもよい。
食器用洗剤でもなんでも、、、。
ソラマメ型の浴槽が空いていたので、早速入ってみることにした。
最大4人(体育すわり)で2人なら余裕なサイズ。
湯畑のお湯が注がれており、湯温は44度前後。
草津のお湯は熱い。でも、この熱いお湯に入ると、『草津温泉にきた~!!』って感じがするのも事実。
満タンに張られた湯畑のお湯を溢れさせて入る贅沢!
温泉好きにはこれがたまらん!
そして熱いw
露天風呂などなくても、このお湯があれば何もいらんと思えるほどの素晴らしい泉質だ。湯畑源泉は硫黄の香りも薄いため入りやすい。
休憩室。
早速一つ目の貸切風呂を堪能した。
せっかく草津温泉に来たので、この後はまた湯畑周辺を観光に行こうと思うのだ。
今回の宿は当たりだったかも!
リノベーションしてキレイになっているし、掃除も行き届いている。
草津温泉は何度来ても楽しい。
来るたびに新たな発見があるし、こうしていろんな宿をめぐる楽しみもあるのだ。