深夜に旅行に行きたくなり、草津温泉に来たのだ!
当日予約できる場所を検索して選んだ草津温泉の”きんだいペンション”。
ペンションって何?
とそんな状態でやってきたわけだが、要は洋風な民宿みたいな感じである。
さて夕食は18時指定の創作料理。
行ってみよう!
※本ブログは2日目のブログなので1日目を見ていない方は、1日目から見ると流れがわかります。(草津温泉にある”きんだいペンション””に行って来た。【前編】)
ペンション自慢の料理を堪能する
18時に1階にあるレストランへ向かう。
窓側のテーブルへ案内される。今回は『人気ナンバー1!上州牛のステーキディナープラン』を予約時に選んだ。
すぐに前菜を持ってきてくれた。
①日替わり前菜
特に感激するようなものではないけど普通に前菜3種。
②ポテトのスープ
優しい味わいのスープ。下界では灼熱だが、標高の高い草津温泉は夜は寒い。
体が温まる!
③季節のグリーンサラダ 自家製ドレッシング
ドレッシングは多分自家製だろう。食べてわかった。
果物(リンゴなど)の薄味な風味。
相当に薄味。後半はほぼそのまま生野菜を食べている感覚。
④ニジマスのソテー
ここまで普通にフレンチだったので、ここで目がまんまるになった!
『ニジマス?!』
風味はオリーブオイルのいい香りで、アクアパッツァみたい。
しかしここに川魚が出てくるとは意表を突かれた。
味は普通に美味しい。
川魚料理の新境地を見た気がした。
小学校低学年の時、釣り堀で釣った川魚を上手に食べられず、
『この食べ方だとおさかなさん泣いてるね。』
とお店のおばちゃんに言われて
『俺たちに釣られた時点で泣いてると思う。』
と話したことを思い出した。
今回はそう言われないようキレイに食べる。
⑤上州牛のステーキ
今回のメイン料理。
ジュ~ジュ~とおいしそうな音を立てて到着。ライスかパンを選ぶ。俺はライス。
塩とワサビと和風ダレが用意されている。
塩とワサビの組み合わせが最高!
大量の油ハネをくらいながら食べる。底の黒い石板は長い事、熱さを保っているようで、しばらく音を立てていた。
⑥プリン&コーヒーor紅茶orハーブティー
食後の口直し。
花も食べられます、と持ってきてくれたが食べなかったw
ステーキが美味しくて大満足!
普段自分ではまず作らない、食べにもいかなそうなメニューがこうしてお任せで出てくるのは楽しい。
湯畑周辺の共同浴場へ
湯畑は夜になるとライトアップされている。青とか白とか色がどんどん変わって行く。
とてもキレイ!
観光地に来たって光景。
手前が湯畑の源泉。
下から湧いてるのが見える。
挑戦!煮川の湯
煮川の湯へ来た。
ここはその日によっても違うが、比較的激熱の日が多いことで有名な熱湯風呂。なんせ”煮川の湯”。
温泉の香りも建物の雰囲気も、一般人をまるで歓迎していないかのような獰猛な熱さは、まさに本物の草津温泉である。
俺はシャワーやジャグジーやサウナがある風呂には興味がなく、このように昔からある温泉が大好きだ。
しばらく煮川の湯には入っていなかったので、今の実力(熱湯耐性)で煮川の湯に入れるか不安に思いつつ浴槽へ。
入浴前のかけ湯をして笑いが出た。
『熱すぎて嬉しい』
2~3年来てなかったけれど、煮川の湯は全く、何も変わらず煮川の湯であった。
かけ湯して、お湯がかかった形に赤くなっている。
熱湯に慣れていない観光客はまず入浴不可能だろう。
数年前に草津温泉が好きすぎて、何十回も通っていた頃に地元の人に教えてもらった方法がコレ。
真ん中の太いパイプからドバドバと源泉が出てくるが、浴槽に流れる水路を桶でせき止める方法。
完全には止まらないが、これで浴槽の温度を抑えることができる。
この後かけ湯したり、湯もみしたりしてしばし冷ます。
壁には注意書きでこう書いてある。
”42度を超える高温での入浴は体に負担をかける恐れがあります”
湯口の反対側には温度計が浮いている。
3年前にはなかった装備である。見てみると、せき止めて湯もみした後の現在の湯温は
47℃。
もうすぐ50度である。
覚悟を決めて入る。
素晴らしく気持ちよい湯ではあるが、手先足先が熱さで痛すぎる!!w
激辛の食べ物を食べて、美味しいけど口の中が痛すぎる!!っていう感覚に似ている。
久しぶりに”お風呂に入るのって、こんなにも疲れるんだな、、、”という感覚を思い出し、上がる。
入浴=熱さと痛みとの戦い、である。
しかし、素晴らしいお湯には違いないのでまた来たいと思うのである。
ゆでダコの様になった体を冷ましながら散策。
しばらくして体が冷めてから、もう一軒共同湯に入ってペンションに帰宅。
ペンションに戻ってからまた2か所も貸し切り風呂に入ったので、今日は4回も入浴したことに。
温泉地を堪能して眠りにつく。
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