大好きな車の一台。
アウディのR8は以前から大好きな車だ。
このエコだとか電気自動車だとかの全盛の時代においても、頑なにV10 5200ccNAエンジンを守っている。
フェラーリのV12エンジンに並んで、現代の宝物の一つだと思う。
どんどん手が届かない価格へ
元々安い車ではなかったのだが、今回新型になったことで価格はR8スパイダーで3146万円。
数百万円値上がりしている。
モデルチェンジ前はスタンダードなV10モデル、よりパワーを強化したV10プラスモデルと2種類のラインナップがあり、パワー的にはハイパワー版のV10プラス一本に絞られた形だ。2000万円台だった車両価格は、あっという間に3000万円オーバーの世界へと突入。
おいそれと買えるものではない。
地元である群馬県の場合だが、同店でのR8購入者は100%法人契約であり、個人名義でのご購入は一件もないのだとか。
実際に購入となれば、ここに諸費用とオプション金額が乗る訳なのだから、購入できる層は会社経営者に絞られるのも無理はないのだろう。
A3のドアミラーにカタカタ音
実は今回ディーラーに寄ったのは、A3のドアミラーの様子を見てもらう目的もあった。
数日前からミラーを格納するとき、左側の助手席だけ
『カタカタカタ、、、』
と何かに引っ掛かりながら動く音がする。
どこかにぶつけたりした記憶もなし。
内部の不調と思い、ディーラーで診てもらうことにした。
症状を伝え車を預ける。
いつもと変わらず飲み物をもらい、しばし待つ。
A3のカタカタ音の正体は、、、!
5分くらいで飽きてしまい、ショールームを徘徊。
Q7素敵!
後席のドアが分厚く、ちょっとやそっと、何かに突っ込まれてもビクともしなさそうな頑強さ!
いつもは車高低めのA3に乗っているので、見晴らしの良い車が気になる。
しばらくすると点検から戻ってきたA3。
スタッフさんに話を聞いてみると、ミラーの内部のスプリングのオイル切れだそう。
音が鳴っていた助手席は勿論だが、運転席側も注油しておいたのでしばらく大丈夫でしょう、ということだった。
良かった。
ちなみにモーターが故障してた場合は交換修理に5万円~になっていたそうだ。
5万円か0円かでは結構違うからな!
ショールームに展示してある新型R8スパイダー
モデルチェンジにより、ちょっといかつい見た目になった。
個人的にはモデルチェンジ前の可愛い感じが好きだ。
よりスーパーカーフェイスになったが、カッコよさは兄弟車にランボルギーニのウラカンがあるので、アウディ版は優しいお顔でOK!
オープンモデルであるスパイダーの方がクーペに比べて、エンジンフードがカッコいい!ここはフェラーリやランボルギーニのように、ガラスエンジンフードに出来るのだろうか。
マフラーはアウディRSモデルお約束の楕円形テール。
そして、リアバンパー越しに排気管が見えるのがたまらなくかっこいい!
ガラスエンジンフードとキレイな塗装。
インテリアはパっと見、モデルチェンジ前とあまり変わらず。
非常にシンプル。
620馬力のハイパワーモデルだが4WDなので安定感がありそうだ。
乗り出し3269万円。
少し前、自動車評論家の記事で『オプション込みで3000万円越えの車と本体価格のみで3000万円越えの車では、そもそも違う』というような内容の記事を読んだことがあるが、このR8スパイダーは本体のみで3000万円を超えている。
金額は勿論、色々全部が規格外である。
そして非常に野暮な話であるが、値落ちの話だ。
スーパーカーはリセールの高さも魅力の一つだ。10年乗ったからタダです、とはならない。
フェラーリなどは買った時より高く売れるモデルも多くある。
だから資産になるので買いやすい側面があるのは事実。
ここについて営業さんに、ある程度予測は付きつつも訊いてみた。
曰く
『新車であれば残価設定ローンで3年で最大55%まで据え置くことができます。
でも、まぁ実際3年で55%は残らないでしょう、、、。』
だそうだ。