のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

かんぽ生命の不適切販売について思ふ。

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今回のかんぽの生命の乗り換えの勧め方はクズ極まりない。

 

・2018年11月の社内調査で顧客に不利な乗換えが5800件。

・1300件が旧契約後に新契約を結べなかった。

・180件は解約後保険に入れず無保険状態になった。

 

そして保険料が大幅に上がり契約者怒り!!

そんなニュースが連日のように上がっている。

 

 

 

誰かが言っていたが

『商売なんてのは騙し合いだ。』と。

一理あると思う。世の中は嘘で溢れている。【絶対にお得!!!】のセールスでお得でなかったことなど山のようにあると思う。

 

自動車ディーラーで営業が『これ以上値引きは出来ません。こんな条件〇〇さんだけですよ。もう、うちは利益1円もないので』と言っているのも99%は嘘だ。全員に言ってる。

 

そうしたことがもはや『当たり前』になっている今、我々は知識をつけていかないとカモになるだけなのである。

今回のかんぽ生命の件で何点か思ったことがある。

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うちの実家でもそうだが、かんぽ生命は田舎に強い気がする。

そして田舎ではかんぽ生命に対して妄信的だ。とにかく疑わない。

確認した訳ではないが、相手は高齢者が多いのではないか??

 

お人好しな契約者でかんぽ生命の〇〇さんが言うんだったら、という良心に付け込んで高齢の契約者に不利益な商品を売るという、、、。

先日の闇営業で話題のオレオレ詐欺と同じではないか。

 

これらはかんぽ生命に限ったことではないが、こういったことがあると業界全体に風当たりが強くなる。保険業を真っ当にやっている身からすると大迷惑極まりない。

 

 

 

 

・1300件が旧契約後に新契約を結べなかった。

・180件は解約後保険に入れず無保険状態になった。

 

これらについては通常我々は新契約が通らなかった時のことを考え、前契約を残したまま新契約の審査をする。無事新契約が通れば旧契約は解約、新契約が通らなければ今までどおり旧契約は残るという流れだ。

 

かんぽのやり方は旧契約を解約してから新契約を申し込んでいる。

 

これでは新契約が通らなかった場合は何も残らない。

相手が高齢者であればなおさらだ。

そもそも生命保険系は加入時の健康状態を見る。

高齢者相手に一旦解約し、新契約を勧めるなど良心があれば出来たものではない。

 

かんぽ生命には上限金額など社内的な事情があるのだろうが、そんなこと契約者には関係ない。やり方としては完璧に間違っているし、契約者を危険にさらしている。

 

このやり方はクズだ。

 

 

 

だがここまでかんぽ生命を否定してきてもやはり契約者にも非がある。

前回、保険の不払いにあわない方法なんかを書いたが、最初にも言ったように世の中は嘘で溢れている。

 

 

www.nob13.net

 

 

ろくに確認もせず『同意した』という意思表示であるサインをした契約者も悪い。

完璧に悪い。

高齢でわからなければ子どもにでも訊くべきだ。

 

騙す方が悪い、騙される方が悪い。

考えは人それぞれだが、自分の身は自分で守っていかなければならないのである。