
坂道で 停まるな危険 早く行け
走りも良く故障も無く軽自動車のため格安!
全てが満点のセブン170Sも唯一の欠点がある。それは攻めた走りをするとブレーキが弱いこと。サイドブレーキも弱くて登坂で後ろに下がる。
急坂の恐怖
MT車オーナーなら誰でも一度は経験したことがあることだと思うが、後ろが詰まっている状態で急坂で停止されると目が覚めると同時に緊張感が増す。
先日はくさいのくるまで立体駐車場の急坂で停止して後ろの軽自動車が車間ゼロ距離まで詰めてきたとき。
そして今日はワインディング入口の急坂の信号で前車がのっそり走っていることで自分だけ信号に引っかかる。(のっそり車は黄色から赤になるタイミングで信号をのっそり自分だけ通過)
出動回数がくさいのくるまに比べて少ないセブン。
急坂&後ろが詰まってる信号発進は初めて。
サイド引いてクラッチ繋いだらめちゃくちゃ下がるじゃない?!
全然車両を停められてないよ!
仕方ないので必殺ヒール&トゥの応用で右足つま先でブレーキを踏みながら踵でアクセルを踏み込んでいき、左足はクラッチを解放していくスタイル。
なんとか事なきを得たがヒルホールドなど気の利いた装備ゼロのセブンはこの時の緊張感たるや半端ない。まだまだ修行が足りないな。
動き出してからは何も問題なし。
今日は両側のドアを外してきたので目が乾く乾く。
車内大暴風状態で走り続ける。

遊園地のコーヒーカップの如くヘアピンカーブも攻略するセブン。
ハーレーでワインディングに来るとヘアピンカーブのたびにストレスを感じるが、大げさに言うとセブンはヘアピンもストレートも大して変わりない。
ドアが無い場合は特に、車内に置いてあるものを全て遠心力で外側に吹っ飛ばすほどの高速回転で攻略することが出来る。
ただハンドルを行きたい方向に曲げるだけだ。
しかしそんなセブン。
結構強めに加速していくとやはりブレーキが弱い。
純正でも車体を想像以上に加速させる性能はあるが、想像以上に減速させる制動力は持ち合わせていない。本当に軽快に走り抜けるのでついペースが上がってしまうが止まらないのでここは要注意。
安全運転に徹して紅葉の始まりを楽しみながらワインディングを走る。
とりあえず寒すぎる。
謎の細道に。
もう見慣れたけれどタイヤがフロントでぴょこぴょこと動いているのは新鮮。
サスペンションも良く働いてる。
最大までハンドルを切るとフロントタイヤはこんな感じ。
構造上Uターンの最小回転半径は大きい。
さてワインディング走行を楽しんで帰る。
戻ってからは洗車。
基本的に乗り物はどれもピカピカにしているがセブンの場合はちょっと様子が異なりピカピカにするのが難しい。
色々解放されているので砂ぼこりもたくさん入るし石も枝も車内にたくさん入ってくる。
綺麗にしても次に乗るときには既に汚れている。
だからあまり気にしない事にしている。
セルフ飛び石傷も凄くて気にしていたらきりがない。
それにしても乗っていて楽しいセブン。
この車を手に入れられて本当に良かった。
