
走行距離3700km達成のセブン。
セブンの事が気に入っている。
本当はこの車で年間1万km以上走って楽しみたいところだが他にも乗らなくてはいけないものがあるので、セブンばかり乗っている訳に行かない。
多分全ての乗り物の総走行距離を合算したら年間1万km以上行くのだろうが。
走るほど馴染んでくるセブン
最近乗り心地がもの凄く柔らくなってきた。
元々乗り心地は悪くなかったがさらに車内に伝わる振動や衝撃が減って優しい乗り味になった。勿論スポーツカーとしては、、、という注釈はつくが、それにしてもこの見た目からは望外に良いと断言できる乗り心地。
F1マシンに乗ったことないからイメージだが、あれらの車のように運転手には余剰スペースが無い。狭いけれどその狭さにぴったりとフィットして運転しているのでまさにコックピット(よく言えば)という感じで、運転しているときのストレスは極端に少ない。
また、ナビをいじっていて前方不注意で危険な目に遭う事も無い。
ナビが無いため。
新車時の状態が一番悪いところが多く、それを直しながら維持していくのがセブンの流儀。間違いなく完成後にテストなどやってないだろう。
テストドライバーと初期不良テストは購入者に委ねられている。
そして悪いところを少しずつ直して本来あるべき新車に近い状態に持っていくといつの間にか自分のセブンに愛着もわいてくる。
ここまでメーカー自身が計算してやっているのであれば大したものだ。
久しぶりに時間が出来たからセブンに乗り込んで遠くへ出かけた。
途中の道の駅に寄って休憩していると、、、。

おじさんが話しかけてきた。
こんなにカッコいい車で!
こんなに立派な葱をご購入!!
そんな貴方が最高にカッコいい!!!
語気を強めて熱いメッセージをくれたのは道の駅の駅長さん。
自己紹介してくれた。
それはどうもありがとう。
この葱200円くらいだったのよ、こんなに大きいのに。
帰ったら鍋かラーメンの具材に使おう。
セブンはどこへ行っても大人気だ。
遊園地のアトラクションでそのまま出かけて来ちゃったの?って反応をあちこちでされる。そして車が好きな人は好意的な反応をしてくれる。
注文してから到着するまでに4年から7年もかかるセブンだが、さすが昔からある車だけあってファンも多い。
自分自身がセブンに乗るまでは時々出先で小さい変わった車がいるな、、、くらいにしか思ってなかったが、実際乗ってみるとこれが最高に楽しい。
非日常の極み。
両方乗ってみて思ったのは、スーパーカーも非日常だけど現代技術の結晶なのよね。最近の傾向として超高性能を誰でも運転できる制御の巧みさ、みたいな。勿論限界は恐ろしく高いのだが。
セブンは真逆。
今日免許取った人が運転したら100%事故に遭う。ホントに。
車がドライバーを補助してくれることはゼロ。坂道発進もヒルホールド無いからブレーキ離した瞬間猛烈な勢いで下がる。
サイド引いても急坂だと意味ない。後ろに下がりまくる。
速度差ある状態でシフトダウンしてクラッチ繋げば即後輪ロック。
慌ててブレーキ踏めばブレーキサーボ無し。
効かないから大慌てでブレーキを力いっぱい踏み込めばABS無いからタイヤロックでどっかに滑っていく。
横滑り防止機能も無し。
万が一そのまま崖下に落ちれば、、、大丈夫。
エアバッグも無し!
現代は便利になりすぎている。
便利になると人がダメになる。ダメになった心と体に昭和の運転を求めてくるのがセブン。
ダメな人は絶対にダメだろうが自分は最高にハマった。
この万人に受け入れられようとする気が1mmも無いところがまた一段と良い。
